橋本病の原因や症状の引き金と食事と生活習慣で予防
橋本病またはハシモト病の症状の引き金や原因となる食べ物や食事について報告されていることと、生活習慣との組み合わせによる予防について考えます。
橋本病になっている時の症状の例として疲れや慢性的な疲労を感じる、体重が増えやすい、胃腸が張りやすい、心配や不安症、睡眠時間が多く必要、アレルギー症状、偏頭痛などが一般的なハシモト病の症状の例に挙げられていることをお伝えしました。
また食べ物や食事をしっかりとしていても腸内環境の乱れや消化がなかなかうまくできないことなどの原因によって不足しがちな栄養素として、マグネシウム、亜鉛、セレニウム、ビタミンD、ビタミンB12などが特に報告されていることをお伝えしました。
食べ物の種類によって食べた後に体調にどの程度変化が出ているかという調査報告でも中には驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
橋本病の症状と食べ物や食事での原因や引き金の例:
甲状腺機能の低下や関連があるといわれる自己免疫疾患や腸漏れや橋本病の症状は食べ物や食事が一番大切ともいわれています。
何かを食べた時にアレルギー反応や体内での炎症の原因となることでそれらの症状は改善されずに、知らないうちに食べ物によっては症状が悪化している場合も少なくないようですので、食べ物の見直しは第一のおすすめと言われてます。
橋本病の症状の中には痛みを伴う場合と、感情的な不安の原因となる場合と、胆嚢などの臓器への影響なども考えられていますが、症状の原因や引き金になっている食べ物や飲み物の例が分類ごとにも報告されています。
個々によって症状や引き金、反応は違うことからも参考ということになりますが、代表的な食べ物や飲み物は下記のようです。
・痛みの原因や引き金として考えられている食べ物の種類:
・グルテンを含む小麦や穀物
・ナス科の野菜(なす、ピーマン、トマトなど)
・不安の原因や引き金として考えられている食べ物や飲み物の種類:
・カフェイン
・糖類
・血糖値の上下
・胆嚢(たんのう)への影響や引き金として考えられている食べ物や飲み物の種類:
・卵
・オレンジ
橋本病の症状予防におすすめされる食べ物と食事:
橋本病の症状が出始めると改善するのにも長くかかることも報告されていますので、しっかりと予防することが一番のおすすめで、予防におすすめされている食べ物や食事の例は下記のようなものです。
・1日に6皿分程度の野菜を食事に含む
・グルテンを含む小麦や乳成分をその期間中は食べ物や食事に含まないようにする
・食べ物や食事をした後(2〜3日後も含めて)にお腹が張ったり痛くなったり、くだしたり、頭痛になったりする場合は、その食べ物や飲み物を特定して、しばらくやめてみる
・加工食品を食べないようにして、自然界の形がある食べ物を中心に考える
・栄養豊富な食べ物や食事を考える
・糖類を控える
・添加物や防腐剤、水銀や農薬、人工的な油(トランス脂肪酸、キャノーラ、ひまわり、大豆油など)を控える
・たんぱく質を適量食べるように心がける
・消化を考える
・プロバイオティクスやオメガ3脂肪酸、マルチビタミンミネラルなどを積極的に活用する
成功の要因と秘訣?:
橋本病だけに限らず関連する甲状腺関係や自己免疫疾患、腸漏れのリーキーガットなどの症状は考えたり工夫したりしない限りはとても時間がかかることが一般的のようです。
成功させるためにおすすめされていることの例として下記のようなことが挙げられています。
・ポジティブに考えて悲観的にならないようにする
・原因と結果を粘り強く考えるようにする
・協力的なパートナーを探す
・小さなことにでも感謝を忘れない
・ストレスを溜め込まずに解消できる自分なりの解消法を用意する(ヨガ、歩く、書いたり描いたりする、写真など)
・自分への投資をする
・自分に価値があると強く信じる
・休まないとダメな時は休む
私たちのカラダもココロも過去に食べて来た食べ物や飲み物で出来ていることや健康であることの大切さを考えた場合、食事について考える時間を持つことはおすすめといえます。
面倒なことでもあり、そんなことはしたくなく好きな食べ物を食べたり飲んだりしたいと思うのが一般的で普通のことですが、一定期間集中してみることで身体に変化が出た時の喜びもまた良い経験につながります。
前回と今回の内容は実際に長い年数を橋本病で辛い経験を重ねて多くを考えて実践することで乗り越え、その経験から多くの橋本病の多くの女性に対して予防のみならず、改善に尽力されている薬剤師のイザベラ・ウェンツ氏によるおすすめの方法です。
参考にした情報(英語が原文):
リバーシング・ハシモト
イザベラ・ウェンツ
2017年9月14日
情報ページ:マグネシウムとは?