殺菌だけでなく心臓、脳、ダイエットにもおすすめのグレープフルーツシードエキスGSE

2020年08月28日

グレープフルーツGSE

グレープフルーツシードエキスは、特にその皮膚と種子にフラボノイドが豊富です。
グレープフルーツには25種類以上のフラボノイドが含まれており、その主なものはナリンギンとグリコシドです。
これらのフラボノイドは、グレープフルーツの苦味のもととなりますが、多くの健康上の利点をもたらすことがわかっています。

 

1.グレープフルーツシードエキスと殺菌、抗菌力

グレープフルーツシードエキスと言えば殺菌成分でおなじみとなってきています。
GSEの殺菌能力は大変高く、天然の殺菌剤や防腐剤として評価されています。
大腸菌やサルモネラ菌、カンジダ、歯周病やインフルエンザにもその殺菌力が役立っています。
このようにGSEはヒトに感染するいくつかのウイルスに対して有効である可能性があることがわかっています。
特にナリンギンには、強力な抗炎症作用を示し、呼吸器感染症や肺に損傷を与える可能性のある原因を防ぐのに役立つ可能性があることが分かっています。

 

2.グレープフルーツシードエキスとアンチエイジング

GSEのナリンギンが摂取されると、腸内細菌群によって活性代謝物であるナリンゲニンに変換されます。
ナリンゲニンが特定の抗老化遺伝子を調節し、紫外線影響から皮膚を保護するのに役立つことを示しました。
同様に、ナリンゲニンは、心臓、脳、肺、その他の臓器を加齢に伴う状況から保護するとされています。
ナリンゲニンは脳や神経系の分野にも抗酸化作用を発揮するため、アルツハイマー病やパーキンソン病などにも効果が期待できることが分かっています。

 

3.グレープフルーツシードエキスとダイエット

閉経期の女性を対象とした臨床試験では、グレープフルーツジュースを1日あたり340ミリリットル摂取することにより、6か月後に動脈硬化が減少したことが報告されています。
ナリンギンは、血中グルコース、コレステロールのレベルを下げるのに役立つため、メタボリックシンドロームや心血管疾患にも心強い成分と言えそうです。

 

グレープフルーツシードエキスは、このように様々な健康サポートに役立つ成分です。
その効果の高さから、ほかの薬と一緒に摂取することでその薬の効能を阻害する可能性もあるため、留意が必要なほどです。
まずは季節のフルーツとしてグレープフルーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

情報源:

Health Benefits of Grapefruit Seed Extract

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