プロバイオティクスと子供の健康について

2018年07月27日

子供の健康

プロバイオティクスと子供のための健康関連についての研究報告も増えて来ているようです。

成長する子供の体内の中でも腸内環境はとても大切なことがわかっています。

プロバイオティクス:

プロバイオティクスとは、ご存知の通り、人間の体に良い影響を与えてくれる細菌のことで、漬物や味噌、醤油、納豆をはじめとする食べ物やヨーグルトなどの発酵食品などに含まれます。
プロバイオティクスは数多くの種類があり、その多くが人間にとって非常に有益で、数々の効果が報告されています。
プロバイオティクスに似たプレバイオティクスという言葉がありますが、それはプロバイオティクスのエサになる物質のことを指します。
また、プレバイオティクスとプロバイオティクスの両方が含まれる場合においては、シンバイオティクスという言葉で表現されます。

子供にとっても、プロバイオティクスはとても有益であるとの報告が存在しています。

たとえば、子供やその親にとって非常に多きな心配ごとであるアレルギーに関してです。
中でも、アトピー性皮膚炎やそれらに似た症状などを持つ子供の親としては心配で、人によっては本当に深刻な悩みであることも考えられます。

プロバイオティクスは、現在そのアトピー性皮膚炎の治療薬としても提案されています。
スペインのアリカンテにある外来病院では、経口プロバイオティクスの混合物が、アトピー性皮膚炎の症状の治療において、安全かつ有効であるかどうかを判定する実験が行われました。

中等度のアトピー性皮膚炎を有する4歳から17歳の小児を対象として行われ、過去3ヶ月間に免疫抑制剤を使用、または2週間以内に抗生物質を使用、または腸腸疾患または細菌感染を有した患者は除かれました。

その結果、プロバイオティクスは、中等度アトピー性皮膚炎の患者におけるSCORAD指数(皮膚炎の範囲や状態)の減少およびステロイドの使用の減少に有効ということがわかりました。

腸と肌はつながっていることで知られます。

肌は臓器で一番大きいことや、腸内環境が表現される場が肌ともいわれる位に関連性は密接です。
そのため、腸の状態、すなわち腸内フローラを整えることがアトピー性皮膚炎を軽減する手助けをするということには、何の不思議もないのかもしれません。

人が小さなうちから体質を整えることは、その後の長い人生においてとても重要であるとともに、有益ともいえそうです。
今回の症例は短期間ということもあり、有効あるいは十分な情報とは言えにくいのではないかと思いますが、本当であれば子供にとってもプロバイオティクスは有益な物質と言っても過言ではないのかもしれません。

 

参考にした文献:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/29117309/

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