偏頭痛のツボや食べ物と原因と頭痛予防におすすめ

2018年02月02日

健康

偏頭痛持ちの人にとってはいつ発生するかわからない頭痛は心配や不安の種かと思います。

大切な時間に急に偏頭痛が始まることもあり、そのツボや食べ物などの原因や引き金と予防についておすすめされている例をご紹介します。

片頭痛は長くても数日で終わる場合が多い頭痛とは異なり、継続的に起こったり、また頭痛の場所とは違う頭部にキシミや痛みが発生することも報告されています。

わかりにくいことの1つは、いつ片頭痛が始まって、どのタイミングで鎮まってくれるのか、何が原因になっているのかなどではないでしょうか。

といっても片頭痛の原因は様々考えられる上に、人によって原因もツボも引き金も違ったり、1つの原因なのか複数の原因や引き金になっているのかなどを考えると、なかなか簡単に改善に向かってくれないことでも知られているようです。

 

今回は慢性偏頭痛の人口や割合が日本よりも多い上に研究も進んでいるといわれるアメリカの専門家と情報機関によって発表された偏頭痛の原因や引き金になっていると考えられている、ツボや食べ物と飲み物、タイミングなどについてご紹介します。

慢性偏頭痛は男性よりも女性の割合の方が圧倒的に多いとされていることからも、女性に関連していることが多いかもしれません。

 

偏頭痛の原因や引き金になりやすい共通点の例:

頭痛や偏頭痛の原因として挙げられているのは下記のとおりです。

・低気圧:

雨や雪、天候や季節の変わり目などに変化しやすい気圧ですが、その直前に低気圧になる時に、それらが原因や引き金となって頭痛や偏頭痛が発生していることが少なくないようです。

・睡眠不足:

海外では特に日本人においての睡眠不足は例に挙げられることがあるのですが、世界的に観ても特に平均すると睡眠時間が毎日30分以上他国よりも短いことが報告されています。

睡眠不足は頭痛や偏頭痛の原因や引き金になっているだけではなく、改善を遅らせたり、他にもアレルギーや慢性疲労などにも影響をしていることも伝えられています。

偏頭痛や慢性疲労などの場合においては、多くの専門家が毎日8時間程度あるいはそれ以上の睡眠がその期間中はおすすめされているように思います。

 

・食品添加物:

昔には存在すらしていなかった食品添加物は近年何かと悪者の例として挙げられることが少なくありません。
食品添加物を言い出せばきりがなく、避けることも大変なことですが、偏頭痛だけにとどまらず、多くの症状や疾患の原因や引き金にもなっている可能性があるようです。

 

・食品過敏:

一定の食べ物や飲み物を食べたり飲んだりした場合に不耐性やアレルギー反応が出たりする過敏は、偏頭痛と深くつながっていることが紹介されることが少なくありません。
とりわけ原因や引き金として紹介されることが多い食べ物や飲み物としては、チーズやヨーグルトをはじめとする乳製品、グルテンたんぱく質を含む小麦粉を使用した食べ物、アルコール飲料、一部の発酵食品、一定の果物、ビネガー(お酢)、カフェインを多く含む食べ物や飲み物などが挙げられやすいと思います。

 

・香水や香料などの人工的な香り:

近年は洗剤やソフナー、シャンプーやリンスなど多くの身近かつ毎日のように使用する生活用品の中に香りが含まれています。
偏頭痛持ちの人にとってはそれらの人工的な香りに過敏になりやすく、それらが偏頭痛の引き金になる可能性も報告されています。

 

・タバコの煙:

喫煙者だけではなく、周りにいると受動的に体内に入るタバコの煙も偏頭痛の引き金となっているようです。

 

・ストレス:

ストレスは誰にもあり、それを言い出すときりがありませんが、重すぎたり長すぎるストレスは偏頭痛以外にも様々な原因として挙げられることが少なくありませんので、自分なりの発散や管理方法を持っておくと便利かもしれません。

 

・女性ホルモン:

偏頭痛の引き金になりやすいと言われているのは、女性の周期が来る直前のエストロゲンの値が落ちている時が多いようです。

ある報告によると、その国の伝統食を食べる機会が多い女性においては生理前のエストロゲンの値が仮に落ちたとしても偏頭痛やアレルギー反応、食品過敏などの引き金になりにくいとも説かれています。

ただし、例えば日本の場合は発酵食品を例にした場合に、発酵方法が昔とは違ったり、食品添加物が多く含まれている場合には例外といえますので留意が必要です。

 

・お腹が空いている時:

お腹が空き過ぎている場合には偏頭痛だけではなく、一時的な頭痛になることもあるようです。

 

・特定の薬剤:

薬の中にはホルモンレベルを調整したり、カフェインなどが含まれている場合もあります。

 

以上が偏頭痛の原因や引き金になりやすい共通点として挙げられることが多いことがらですが、それらを特定しやすい方法と頭痛の予防としておすすめされていることもあります。

それは、上記に挙げられたことを制限することがまずは第一と説明されていますが、その他の方法として、偏頭痛が発生した時に、具体的にいつ発生し始めたか、その場所はどこか、その前に何を食べたり飲んだりしたかあるいはお腹が空き過ぎていなかったか、天候はどうだったか、睡眠時間やストレス度合いがどうかなどを1カ月かそれ以上随時メモをとっておき、専門家に相談することがおすすめされています。

 

 

参考にした情報:
プライス・ポッテンガージャーナル
2013年12月6日
10 Common Migraine Triggers and 1 special tool
同じく1999年春号
What’s causing Your Headache?
デビッド・パールマター医学博士

 

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