子供のアレルギーとストレス

2009年03月10日

女性の健康食品栄養素

アメリカのハーバード大学の研究チームはカナダで開催されたアメリカ胸部学会(ATS)で、ぜんそくなど、子供のアレルギー症状が発症する大きな原因の一つに母体が妊娠時に強いストレスがかかっていることが報告されました。
今まで動物実験による報告はあったものの、人体での報告は今回が初めてで波紋を呼んでいる模様です。

ハーバード大学の研究チームの発表によれば、乳児387人を対象に調査を実施。調査方法は、新生児のへその緒から検出されるアレルギーと関連する抗体と母体になる母親の妊娠時の生活環境や精神環境、ストレス度を調査分析したもの。

妊娠時に母体である母親がストレスを強く感じていればいるほど、お腹の子供に与える影響が大きく、アレルギー成分が少ない環境でも、結果的にアレルギー体質の子供が生まれやすくなるとのことです。

ストレスがかかることで、免疫力が低下してしまうことは調査でも判明している為、ストレスとアレルギーの関連性の深さがうかがえる結果となった模様です。

参考:アメリカ胸部学会(ATS)カナダ開催 ハーバード大学研究チーム

2022年6月9日更新

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