認知症の早期症状と進行予防の食事

2017年02月24日

健康

 

認知症やアルツハイマーの早期に共通する症状があるともいわれます。

進行予防に大切な食べ物や食事、ライフスタイルも含めておすすめされています。

 

認知症の確率の現状:

現状では65歳を過ぎると10人に1人が認知症と診断され、徐々に若年化してきていることはテレビやメディアでもご覧のとおりです。

75歳を過ぎると認知症になる可能性は25%と報告されていますので、75歳以上の4人に1人ということになり、85歳以上で2人に1人との報告があります。

また聞いて驚いたのは、乳がんと子宮がんを足した数よりも多く人が認知症で他界していると昨年のアルツハイマー認知症サミットでは報告されていました。

 

増えるのは待ち過ぎるから?

アメリカでは西洋医療だけでは脳の病気としてひどくなるまで待ち過ぎることや、病名をつけるまでに長くかかる点、そして原因である食べ物や食事、お腹周りの肉付き、ストレス等を無視していることにも大きな問題があるとアルツハイマー型認知症の専門家によって発表されていました。

お腹周りの肉付きについてですが、お腹の周りに肉が付いている程、脳は縮小傾向にあるということと、体内での炎症が発生していることからも認知症や前段階にも多い糖尿病になりやすいことが報告されています。

その意味では3人に1人以上が肥満で、アメリカ人の50%は糖尿病前段階とも報告されることからも糖尿病や認知症の早期症状や発見についての重要性を訴える専門家は少なくありません。

 

認知症の早期症状例:

次のようなことに当てはまる場合は認知症の早期症状であることが共通点として挙げられるのだそうです。

・うつ症状、精神不安定。

・疲れる(例えば、本を読んでいても頭に入らずに飽きやすい)

・脳にもやがかかっているように感じたり、ボーっとする。

・やる気を失いやすい。

・睡眠薬。

 

脳に大切な予防と進行予防に専門家がおすすめしていることや食べ物と食事:

・アルコールを控える

・薬を控える

・血糖値の管理

食後のエネルギー度の変化で見分ける。

食べ物や食事をした後にエネルギーが上がったと感じる食べ物は良い食事で、一方でエネルギーが下がったと感じる食べ物は良くない食事。

・食べ物や食事をした後にダルくなったり、疲れを感じたり、お腹が張ったり、下痢をしたり、お腹が満たされなかったり、すぐにお腹がすくかを確認し、その場合にそれらの食べ物の食事を控える。

・ライフスタイルのパターンを見直す。

・炎症の原因になる食べ物や食事を控える。

人工的な甘味料や砂糖、不自然な油のトランス脂肪酸や身体に良くない種類の油、加工食品、小麦、牛乳(小麦と牛乳の組み合わせは更に控える)。

・遺伝子組み換え操作された食べ物を避ける。

・筋力を落とさないように短時間でも運動を続ける。

 

早期に認知症と判明した時のおすすめ:

・砂糖類、グルテン類、乳製品、スターチを含む食べ物や食事をやめる。

・血糖値を安定させるために急上昇させる食べ物や食事をやめる。

・低GI(グリセミック・インデックス)やケトン体(砂糖やスターチと炭水化物を減らして、良い脂肪とたんぱく質を増やす)の食べ物や食事に切り替える。

・炎症を促進させる物事をやめる。

・スマートフォンの利用を控える。

・ライフスタイルを大きく見直す。

・睡眠をしっかり確保する。

・軽い運動を生活に取り入れる。

・社交性を保つ。

・太陽の光に浴びて、ビタミンDも確保する。

など。

 

参考にした情報:

アルツハイマー認知症サミット2016

2016年7月27〜29日

マーク・ハイマン医学博士

デビッド・ジョッカーズ医学博士

デイティス・カラジアン医学博士

 

情報ページ:ビタミンDとは?

 

 

 

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