有機ゲルマニウムとがん

2015年03月06日

有機ゲルマニウム

 

日本では約3人に1人ががんで命を落とす時代を迎えています。

アメリカでも1991年までは同じような状況にありましたが、それまで大々的に、かつ継続的におこなわれてきたの食事についての改善運動が功を奏したこともあり、それ以降は徐々にがんにかかる人の割合は減っている状況のようです。

 

がん細胞は一般的な他の細胞とは違うことが多くの発表でわかっています。

がん細胞が持つ体内での電位が高いことに加えて、変動性も高く、増殖する力が強いことから放置することは転移を意味することが一般的であることが知られています。

 

がん転移の流れ

東北大学の抗酸菌研究所の佐藤春郎医学博士はがんが転移する仕組みを次のように示されています。

血管内のがん細胞

血液に乗ってがん細胞が移動

血管内に病的異常が発生すると

がん細胞が血管の壁に付着

壁を浸透して破壊

血管の外へ出て増殖しはじめる

 

がんを避ける生活

上記の説明からも、がんを体内で寄せ付けないことの重要性がわかります。

がん治療を専門にされ、離れた地域からの訪院が絶えない西台クリニックの済陽先生は日頃から食事の重要性を説かれています。

遺伝による病気になる確率は全体のたかが10%程度で、食事が全体の35〜45%程度占めることからも日頃の食生活の大切さを伝え伝えられています。

あまりにも多くなりすぎた、加工された人工的な食品は体内を酸性にするにはうってつけの食材と説明されています。

手軽又は簡単に、安く、すぐに入手できることや放置しても生鮮食品のように腐らないことからも、つい手が伸びてしまうことが一般的ですが、酸性に傾いた体内をアルカリ性に戻す必要があります。

 

妊婦と食事

体内の酸性を自然に避けようとすることは妊娠を経験された女性では理解しやすいのではないでしょうか。

妊婦は食事の嗜好が変化することは周知のとおりです。

肉類や脂っぽい食べ物のような酸性食品を受け付けず、どちらかというと酢や梅干し、野菜や果物など母体の中に宿る胎児に酸素を供給するためにアルカリ性を自然に保とうとしているのだそうです。

 

ストレスや疲労と酸性

病気の原因は食事以外の大きな割合ではストレスや精神的な面も全体の30%前後を占めるといわれます。

ストレスや続いた疲れは体内を酸性にすることと、酸素が不足しやすい状態をつくり、体内の栄養素を奪うような働きをすることが確認されているために栄養が欠乏しやすい状態をつくるとされています。

そうなると体内の血液に粘り気が出てきやすくなります。

 

有機ゲルマニウム化合物

体内が酸性の状態にあり、血液に粘りがあることは病気を引き起こしやすい状態にありますが、有機ゲルマニウムを開発された浅井一彦博士の文献では有機ゲルマニウムは体内で酸素の代わりの役割をすることから、酸性になりにく身体になると伝えられています。

飲む有機ゲルマニウム化合物は口から入ると腸に到達した後に血液に入り、血液中で血球に結びついた状態で循環し、役割を終えたゲルマニウムは二十数時間の後に完全に体外に排泄されることがわかっています。

 

血液と有機ゲルマニウム

有機ゲルマニウムが体内に入ることは酸素量が増えることを意味するということであれば、血液の粘り度は低くなり、比重は下がることを意味することになります。

浅井博士の研究を基にした理論によると、血液粘度ががん細胞よりも比重が低いとするならば、がん細胞は血流の外側に出て増殖するような環境にはならないことを意味すると説かれています。

また血管の中にがん細胞がある状態であれば、血液中にあるだけであれば、次第に流れ出ていくこととなるのだそうです。

 

 

参考文献:

食の科学 12~16号

続・ゲルマニウム物語1〜3

有機ゲルマニウムの奇跡

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