食物アレルギーと食物不耐性それぞれの症状と消化酵素

2020年09月23日

食事と健康食品栄養素

食物アレルギーとは異なる症状の一つに食物不耐性があります。
食物アレルギーと食物不耐症の違いはどのようなものがあるでしょうか。

・食物アレルギー

一般的に食物アレルギーは広く知られているところかもしれません。

食物アレルギーは該当の食物を摂取することにより免疫系の症状を誘発し、かゆみなどの症状を突発的に出現します。
アレルギー症状の場合は、該当する食べ物が少量でも症状を引き起こします。
そして、症状が重篤となるとアナフィラキシーショックを引き起こし命にかかわる場合があります。

食品に対するアレルギー反応は以下を引き起こす可能性があります。

・じんましん
・かゆみ
・顔、唇、舌の腫れ
・喉や気道の腫れ
・めまい、立ちくらみ、失神
・嘔吐や下痢を含む胃腸症状

気道に腫れが発生すると、呼吸が困難になることがあります。

・食物不耐性

食物不耐性は、特定の食物を食べた後の消化時に腹痛などの苦痛を伴う症状が出現します。
食物不耐症の場合、該当の食物を少量食べても症状はありません。
また、症状は、一般に食物アレルギーと比較して、出現するまでに時間がかかります。
発症は通常、該当の食品を摂取してから数時間後に発生し、数時間または数日間続く場合があります。
場合によっては、症状が現れるまで48時間かかることがあります。

食物不耐症には次のような症状が引き起こされる場合があります。

・膨満感
・片頭痛
・頭痛
・咳
・鼻水
・腹痛
・じんましん
・めまい、立ちくらみ、失神

食物不耐症に関連する食品には、乳製品、グルテン、豆やキャベツなどの腸内ガスの蓄積を引き起こすものがあります。
ほとんどすべての食品は消化のために酵素を必要とし、酵素欠乏症は食物不耐性の原因の主な原因とされています。

さらに一部の食物不耐性は、特定の酵素の欠如によって引き起こされることが分かっています。
たとえば、乳糖不耐症の人は、乳糖を分解する酵素である「ラクターゼ」が不足しているため、乳糖が消化管に残ってしまう場合があります。
それにより、けいれん、腹痛、腹部膨満、下痢、ガスを引き起こす可能性があります。
ただし、この症状は乳製品アレルギーとは異なります。

アレルギーの症状と食物不耐性の症状は似ている点もあり、判断が難しいところもあります。
また、対処法も似ています。
特定の食品の摂取による不調に対する方法は、該当する食品を減らすこです。
思い当たる食物を一つ一つ摂らない期間を設け、症状を観察します。

またほかの方法としては、酵素を積極的に摂取することです。
酵素力を上げることにより、消化しにくいものを消化しやすくすることが可能です。

どの食品が該当するのかが分からない場合には、たくさんの種類の酵素が入ったサプリメントを摂取してみてはいかがでしょうか。
サプリメントを一定期間摂取することにより、症状が出にくくなる可能性も示されているところです。
食品による不調をお持ちの方の症状が落ち着くことを願ってやみません。

 

参考にした情報:
https://www.medicalnewstoday.com/articles/263965
https://www.medicalnewstoday.com/articles/263967
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25471897/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30783042/

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