脂肪燃焼ダイエットや肝臓にも影響の果糖フルクトース?

2019年06月05日

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近年お酒のアルコールとは違う非アルコール肝臓の脂肪が原因で代謝障害や脂肪燃焼を伴うダイエットへの影響が出ているようです。

果糖のフルクトースの影響もあなたのダイエットや肝臓の健康のヒントになるかもしれません。

 

肝臓は脂肪燃焼やダイエットに大きく影響?:

私たちの肝臓はエネルギーと関連し、デトックス又は解毒をする臓器であることが知られています。

同時に脂肪燃焼やダイエットを気にする人に知っておきたいいくつかの中には、肝機能次第で脂肪燃焼やダイエットの結果が変わってくるということです。

肝臓の機能が良いと、ウエストのクビレは出来やすく、食べ過ぎの状態が続くと大人だけでなく子供でも肝臓に脂肪を貯めやすく、脂肪を分解しにくくすることが報告されています。

そのことからも、肝臓は、脂肪燃焼やダイエットに大きな影響を与える臓器としても知られます。

また、脂肪燃焼やダイエットとの関連性が大きいことでも知られる、ホルモンバランスにも深く影響することも報告されていますので、特に女性でダイエットが気になる人は知っておくことがおすすめされます。

 

今までのアルコール肝臓脂肪とは違う?:

肝臓に溜まる脂肪といえば、以前はアルコールの飲みすぎの影響を受けたアルコール肝脂肪というイメージだったのではないでしょうか?

近年は、アルコールが原因、あるいは影響を受けない非アルコール性の肝臓脂肪が増えている報告があります。

肝臓の脂肪は、脂肪燃焼やダイエットにも大きく影響を与えることも知られており、ダイエットの成功をより難しくすることが、肥満を増やしているという説も増えているようです。

 

増えるもう1つの肝臓の脂肪の原因と脂肪燃焼を困難にする果糖のフルクトース?:

肝臓の脂肪が燃焼しにくい原因となっている中で、近年は真犯人とも呼ばれる存在があります。

それは、甘いあるいはカロリーが高い果物や果実、ハチミツなどに含まれているフルクトース(果糖)です。

調査報告の中には、フルクトースはダイエットや脂肪燃焼に必要な血糖値やインスリンの働きを鈍らせて痩せにくい状態に関与しているとも言われます。

仮に違っていたとしても、体内での炎症を促進する原因になることは、アレルギー反応であったとしても脂肪燃焼の妨げや効果を落とす原因になっているといえそうです。

食べ物や飲み物に含まれる果糖のフルクトース摂取量が増えるのに比例して、実際にラットを使用した研究でも代謝障害や非アルコール性脂肪性肝疾患の発症に大きく影響していると仮設されています。

 

今までのカロリー計算では脂肪燃焼やダイエットが難しく?:

上記のことを考えると、今までのようなカロリー計算ではダイエットを成功しにくくする原因がまた増えたとも思えます。

多くの研究が物語るように、ストレスが増え、ストレスホルモンのコルチゾールが出やすく、果糖などのフルクトースがより多くの食べ物や飲み物に含まれることで、インスリン抵抗性と共に肥満になりやすい原因ともいえるインスリンレベルを引き起こしていると考えられるかもしれません。

 

肝臓脂肪が多いかそうでないかの簡単な目安とヒント?:

とはいえ、肝臓脂肪が多い状態なのかどうかは、単に体重が多いからという理由では結びつかないようです。

実際に肝臓の脂肪が多いのかどうかの判断ができる目安、又はヒントが報告されています。

それは、身長÷2の数値が、実際の現在のウエストサイズと比較して高い数値かどうかでわかるとのことです。

ちなみに160センチの身長では、その半分は80センチですので、ウエストのサイズが80センチ以上であれば肝臓脂肪が多いヒントとして考えられるということになります。

計算するのが、怖いようにも思いますが、気になる方は目安として知っておくには良いかもしれません。

 

 

参考にした情報:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26597602
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29225114
Burns fat023 Fix Metabolism pod cast アラン・クリスチャンソン医学博士へのインタビュー

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