認知症やアルツハイマーの予防や症状を遅らせるおすすめの運動と方法?

2018年04月16日

健康

認知症やアルツハイマー病をはじめとする症状について先進国では共通した問題意識を持っているのではないでしょうか?

予防方法やそれらの症状を遅らせる方法があるかどうかの調査や報告も出始めているようです。

すぐにでも予防に取り掛かることができるのはお金もかからない経済的な運動などの方法ともいえます。

認知症やアルツハイマーリスクを減らすと報告された新しい報告:
Neurology神経科についての専門ジャーナルで2018年3月14日の記事によると、長年にわたって被験者を追い続けた調査によって、運動をすることは認知症やアルツハイマーの症状を減らす大きな可能性につながるという結論に至った報告があります。
その報告では研究者らは1968年度からデータを収集しはじめ、44年間にわたって191名の38~60歳の女性に対して、認知症やアルツハイマーに発展していないかどうかということに加えてスポーツジムに設置されているようなデータを測定する設置型バイク(実際には移動しないタイプの自転車)を用いて期間中に6回ににわたって心拍数や心臓と周辺データを追い続けたという気の遠くなるような長期間にわたる調査だったようです。

自転車をこぐという運動においては、実際になにか重りのような重量を挙げたりすることとは異なり、大きな負荷や負担をかけずに心拍数やその周辺データを収集することが可能といえます。

研究者らは運動量の大、中、低の3つのグループに分けて調査をおこなった結果、大の運動量を継続しておこなったグループでは、中のグループと比較した場合に、88%も認知症やアルツハイマーの原因となるリスクが減っていたことと結論として報告されていました。
また運動量の大きかったグループにおいては、中の運動量のグループと比較した場合においても、認知症やアルツハイマーの発症を9.5年間程度延期できたという内容となったようです。

そして他のすべての原因を考慮した場合においても、認知症やアルツハイマーの症状を発症した割合が、それぞれ運動量の低いグループの場合で33%、中のグループでは26%、運動量の大きなグループでは4%程度の発症となったことからも、自転車をこぐというシンプルな調査においては、小規模な調査でありながらも、大きな差が出たことが結論づけられました。

更には、認知症やアルツハイマーを発症して診断されるまでの平均的な年数についても興味深いデータが出ています。

運動量の大きかったグループでは認知症やアルツハイマーの症状が出て発症するまでに約33年かかったものの、中のグループにおいては約28年、低い運動量のグループでは約25.5年だったとのことで、運動量が大きかったグループの方がより予防の効果があるようで、人生においての発症期間が短くなっているというデータでした。

今回拝読した設置型自転車をこぐという運動方法を用いた心臓関連のデータでは、運動量が大きい方が認知症やアルツハイマーの予防につながったり、発症を遅らせることができたりというポジティブな結論に至ったことがわかります。

調査をした人数が少なかったことや、限られた運動方法を用いたことがどのような影響を持っているかは明らかではありませんが、更なる調査の報告に期待したいところです。

また、自転車をこぐという動作や歩いたりするような軽い有酸素運動は他にもメリットがあることが想定されたり、すぐに今日からでもはじめられたり、何よりもお金をかけずに経済的な負担とならないことなど、より大きく平等な環境下でのできることでもありますので、気になる場合は早速実行してみることがおすすめといえます。

情報源:
Neurology神経科ジャーナル
2018年3月14日の記事
デビッド・パールマター医学博士公式ホームページ
タイトルは共にMidlife cardiovascular fitness and dementia

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