ビタミンCサプリメントでワクチンの副作用を予防可能?

2018年03月19日

子供の健康

ビタミンCのサプリメントの働きの中にワクチン摂取時に反応に敏感な子供の副作用を予防することが可能という文献を読みました。

 

実際に記者の5歳の子供のワクチン摂取時に多量のビタミンCサプリメントを摂取したことで普段出る症状が出なかったという内容です。

 

予防接種のワクチンで多くの人が助かっている可能性があることと同時に、近年ではワクチン接種による影響か、その副作用と考えられる症状も報告されているようです。

特に子供の場合には、ワクチンを打ちたいものの反応が出た経験を持っている場合には、何とか症状を出さずに乗り越えたいと考えるのは自然なことなのかもしれません。

 

分子栄養医学ニュースに掲載されていた記事によると、ワクチンが良いとか悪いとかという内容ではなく、多量のビタミンCを摂取したことでワクチンの副作用と思われる症状から反応に敏感な自分の子供を守ることができるというものでした。

以前のワクチン接種の際に、その記者のお子さんの症状として、高熱や転びやすくなったり、湿疹が出たり、叫びやすくなったりした経験を持っていたことからも、どのような対応を取ればスムーズにワクチンを摂取した後に安定して生活を続けられるかを考えた挙句にたどり着いた答えが、多量のビタミンCを摂取するということだったとのことでした。

 

ただし、人によってはビタミンCが大量に体内に入った場合に、軟便になったりすることも考えられます。

ビタミンCの種類によっては、胃を荒らしてしまうことも考えられます。

また、ワクチンの種類によっても結果は違ってくるかもしれませんし、何よりも個体差があるようにも思います。

その上で、約17キロの体重の5歳の女の子はビタミンCを沢山摂取したということでした。

 

その子供は、MMRワクチン接種の1週間前から毎日8,000~11,000mgのビタミンCを摂取し、ワクチン接種の当時は24,000mgのビタミンCを摂取し、ワクチン接種の後数日にわたって一日に20,000mgのビタミンCに減らし、その次の4日間は15,000mgというように減らしていったとのことでした。

 

日本ではこのようなことはあまり報告されないように思いますが、反応が出ることが少なくない子供を持つアメリカの親としては、子供が副作用と考えられるような経験を持っている場合には、様々な意見や文献などが公の場にも溢れているようです。

 

日本でもワクチンの季節になると特に健康に対する影響が気になる人も少なくないのではないでしょうか?

 

そんな場合は、良く知る掛かりつけの先生に相談してみることがおすすめです。

 

 

情報源:
分子栄養医学ニュースサービス
orthomolecular.org/resources/omns
Townsend letter 2018年1月号 44ページ

情報ページ:ビタミンCとは?

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