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健康コラム

健康を意識しての運動はなくてもよい

〜セルフメディケーションのすすめ〜

志田信男先生プロフィール

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1930年東京深川生まれ。東京薬科大学名誉教授。医学研究家。西洋古典学者、詩人。1955年東京大学文学部言語学科卒業。1963年東京大学大学院博士課程(西洋考古学)修了。伝統医学・医学史・食事療法・抗加齢医学・各国民間療法・薬用植物および菌類研究家。生活習慣病の代替医療にも詳しい。
セルフメディケーションの実践家として、胃ポリープ・急性腎炎・胆のうポリープを、食事と民間薬草療法併用で克服。予防医学と全人医療としての統合医療を提唱し実践している。日本医史学会、日本東洋医学会、日本菌学会等会員。全時伝承医学研究所代表。「伝承と医学」誌主幹。特別非営利活動法人「日本医療情報福祉ネットワーク」理事。国際融合医療協会理事。訳詩集として『セフエリス詩集』(土曜美術販売)、1993年この詩集でギリシア文学翻訳家協会賞(ア テネ)受賞、詩集中の一節は2004年アテネ・オリンピック大会開会式冒頭のTV放送中引用放映された。他に主要な著書として『鴎外は何故袴をはいて死んだのか 「非医」鴎外・森林太郎と脚気論争』(公人の友社,2009)、「アヴィセンナ医学の歌」(草風館,1998)etc.著書・論文多数。

※プロフィール写真は社団法人新宿区医師会発行の新宿区医師会会誌:第49巻(平成21年5月号)より


曝書もかねて書庫を整理していたら、古い雑誌が出て来ました。月刊誌「宝石」光文社、1971年7月号です。背表紙に「私の『ガン征服の秘法』大公開」の文字が躍っています。その大見出しは2012年7月号のキャッチフレーズとしても通用しそうです。この雑誌から36年たった今日でも「ガン征服」は解決していないからです。鳥越俊太郎氏は今年の「文芸春秋」9月特別号(株式会社文藝春秋2012.9)に「がん細胞を全滅させる<ウィルス療法>の衝撃」というタイトルで、藤堂具紀著「最新型ウィルスでがんを滅ぼす」という本を紹介しています。氏は次のように述べて、ガン治療の現状を総括し、「ウィルス療法」に対する期待を話しています。

「この本を一読してまず私の頭を横切ったのは二つの言葉だった。
「希望」
「怒り」
日本人二人に一人はがん患者となり、三人に一人はがんで亡くなっている。
これが、がん大国日本の現実である。
毎日または二日に一人ぐらいの割合で著名人のがん告白やがん死がニュースで伝えられるこの頃である。
以前と比べてがん治療最前線は少しずつ進んでいるとは言え、やはり「がん」を告知された患者にとってがんは衝撃であり、絶望だろう。私も二〇〇五年夏、大腸がんの手術をし、その後左右の肺、そして肝臓と四度に亘るがん転移手術を経験する間は、絶望とは思わなかったが、心をバットで痛打されるぐらいの衝撃はあった。
要するにがんは依然として人類の最大の敵である。本書を読むうちにその敵との戦い―がん治療の地平線上に少し明るい曙光が差して来つつあるのを感じた。
「これはひょっとしてホンモノかもしれないぞ!」
という希望を抱かせてくれる。

がんの標準的な治療はよく知られているように三つである。
一、手術
二、抗がん剤
三、放射線
もちろんこの他にも免疫療法とかペプチドワクチン療法など実践的に試みられている治療法はあるし、民間療法と呼ばれるものもいれると数え切れないほどのがん治療法がある。しかし、いずれも決め手を欠き、先の三大治療法に次ぐ”第四の治療法”はまだ現れていない。というのが一般の認識だと思う。」

このコメントに対する評価はここでは差し控えますが、がん治療の現状、一般の受け止め方、患者さんの心境などは、氏の体験どおりだと思います。ガン難民などといわれる現象が絶えない原因だと思われます。

古雑誌ははからずもガン治療の難問性を再認識させてくれたのでした。

ところで今回ここで取り上げるのは、このガンの記事ではありません。ここには他にも実に貴重な情報が眠っていたのです。ちなみに「宝石」は総合月刊誌で、政治・スポーツ・経済・文化・医療など様々の分野にわたる面白い記事を掲載しています。例えばこの号には<インパクト特集>として「寂しい女帝・江青夫人」などという記事が見えます。紅衛兵時代の話です。時代が良く分ります。さて閑話休題、貴重な記事というのは、アンチエイジング流行の現代に先駆ける興味ある記事を見付けたのです。古雑誌は貴重な「宝石」箱だったのです。

その記事というのは、「◇聞き書きひとすじ人生、世界中足で調べた長寿の秘訣―国内国外100才以上の人250人に会って得た開業医小島さんの結論は―」と題する作家沼田陽一氏のリポートです。

この開業医というのは、宮城県岩沼市の小島慈恵病院長(当時80才)の小島誠二氏で、長年の研究の結果「小島式長寿の心構え8ヶ条」を主張しています。氏はおそらく日本の長寿学、ひいていえば今日の抗加齢医学の先唱者の一人といってよいでしょう。

1、食事は規則正しく摂る習慣をつける
2、美食せず腹八分におさえる
3、適職を選んで楽しく働く
4、酒は晩酌をほどほどに
5、煙草は百害あって一利なし
6、趣味に淫するべからず
7、健康を意識しての運動はしなくてもよい
8、睡眠不足になるべからず

常識的な事項が並んでいます。が3、6、7の条項はなかなかユニークで深い意味があります。特に私が注目したのは第7条「健康を意識しての運動はしなくてもよい」です。何故なら「健康を意識しての運動」に熱中し、かえって健康を損ねる人が多いように思うからです。健康は人がよりよく充実して生きるために必要なものなのに、健康そのものが自己目的になって、健康のために生きている健康お宅が増えているように思うのです。その1例が「歩数」です。一日一万歩歩くということが提唱されたことがあります。すると万歩計をもって一日一万歩歩くことが生きる目的となり、一万歩が一歩かけても良心の呵責に悩み苦しむというような本末転倒が起ります。生真面目な人ほどストレスのかたまりとなってしまいます。

「数字というのは不思議なものです。人間をほっとさせますね。通信簿と同じで・・」というCMがあります。ある食品会社のCMです。しかし数字というのは限りなく不安の源泉となることもあります。まさに通信簿と同じです。数値が良ければ、あるいは平均値ならほっとするかも知れませんが、悪い数値が出たら、ほっとさせるどころか悲しく不安でいらいらし、いても立ってもいられなくなるでしょう。数字は両刃の剣なのです。しかもその数字の根拠が本当に正しいかどうか怪しいものもあります。健康に関する様々の検査値やマーカーの数値、それに健康上必要な目標とされる数値にも似たようなところがあります。

問題の「歩数」についても、職業も性差も年齢も季節の差も無視して一律一日一万歩歩けなどと一般化して提唱されること自体がきわめて非科学的・非現実的・非健康的だと思います。そのことを裏づける皮肉な情報があります。そもそも一万歩を云い出したのは厚生労働省だと思いますが(未確認)この数値は何の説明もなく、勝手に変更できるものらしいのです。

厚生労働省は、今年(平成24年)6月1日、「健康寿命」の延伸などを柱とした「第2次健康日本21(平成25〜34年度実施)の計画案を厚生科学審議会に提示したそうです。新聞(産経新聞:平成24年6月2日)によるとその「健康づくりに必要な具体的な目標」は次のとおりです。

(図1参照)
平成34年度に向けた主な目標    
項目 現状 目標
20〜60代男性の肥満者 31.20% 28%
40〜60代女性の肥満者 22.20% 19%
20代女性のやせている人 29.00% 20%
日常生活の歩数 男性 7841歩 男性 9000歩
(20〜64才) 女性 6883歩 女性 8500歩
同(65才以上)  男性 5628歩
女性 4584歩
男性 7000歩
女性 6000歩
朝昼夕の三食を必ず食べることに気を付け
食事をしている子供(5年生)
84.50%
(17年度)
100%に
近づける
1日の食塩摂取量 10.6g 8g
1日の野菜摂取量 282g 350g
1日の果物摂取量100g未満 61.40% 30%
生活習慣病のリスクを高めるアルコール量
(1日あたり男性40g以上、女性20g以上)
を飲酒している人
男性 16.4%
女性 7.4%
男性 14%
女性 6.3%
成人の喫煙率 19.50% 12%
80才で20歯以上の自分の歯を持つ人 25.0%(17年) 50%
過去1年間に歯科検診を受診した人 34.1%(21年) 65%
*現状で該当率が記されていないものはいずれも22年の数値

ここで問題にしたいのは「日常生活の歩数」です。年齢区分を20才〜64才、65才以上、それも男女性別に分けたのは進歩といえますが、65才以上というのはそれ以上90才、100才以上の人々までもすべて含めるのでしょうか。
しかも驚くべし一万歩は何処にもありません。私の知人の中には毎日ご苦労様にも一万歩にこだわって生きてきた人がいますが、10,000歩から3000歩下げてもいいことになります。いい面の皮というものです。

結論からいいましょう。私は今82才ですから65才以上に例を取って考えてみましょう。1日7000歩(m)あるいは6000歩(f)でもかなりの歩行距離です。ちなみに私の今年8月1日から20日までの歩数と歩行距離を次に記してみましょう。ケイタイの記録をたどったので8月20日から始まります。

(図2参照)
歩数 km
8 20 816 0.5
8 19 1143 0.7
8 18 1606 1.0
8 17 362 0.2
8 16 1526 0.9
8 15 2411 1.5
8 14 2576 1.6
8 13 1292 0.8
8 12 20 0
8 11 2985 1.8
歩数 km
8 10 2567 1.6
8 9 2636 1.6
8 8 4976 3.2
8 7 840 0.5
8 6 1241 0.8
8 5 978 0.6
8 4 7816 5.4
8 3 2508 1.5
8 2 1923 1.2
8 1 1262 0.8

7000歩に近いのは8月4日の7816歩で5.4kmを歩いています。上野の科学博物館へ秩父の鉱石について調べるために出かけた日です。電車の乗換え、地下鉄の連絡や上野公園内の移動、博物館内を歩きまわった日のものです。2500歩前後の日がありますが、これは神奈川県内の自宅から橋本まで買い物etc.に出かけた日のもの、また自宅で庭木の剪定、草刈り、書庫の間の往復などかなり歩きまわった日のものです。8月12日は20歩とありますが、雨のせいもあり体調も良くないので終日ベッドで読書をしていた日です。ケイタイの歩度計ですから、ケイタイが手もとから離れている場合は歩数が計上されていません。

7816歩の8月4日は猛暑の中でかなり疲労しましたし、ほとんど1日歩くことに費やされた感じです。老人が単調でハードな歩行を、夕刻、早朝など見計らったとしても猛暑の中毎日忠実にさしたるモチベーションもなしに実行したら、まず間違いなく熱中症で倒れる人が続出、また骨粗鬆症の人を始め脚やひざを痛める人が続出するのは必至です。

私の場合リタイアした今だけではなく、猛暑の八月夏休みの過ごし方、運動量は現役の時もさして変りないと思います。八月の前半はゴロゴロ家で高校野球を観戦したり、時々子供達と市営プールに行く、家族旅行をするなどの時以外はさして運動をせず、いわんや意味のないウォーキングに汗を流したこともありません。

小島先生がその第七条で「健康を意識しての運動はしなくてもよい」としているのは全く正しいと思います。

大切なのは日常の雑事や家事、その他必要に応じて、また好みに応じてこまめに身体を動かすことが大切で、歩くのなら涼しい時間帯に景色を眺めたり、植物や事物を楽しみながら散策する程度で充分と思います。

大体65才以上何歳までを意識しているのか、90才100才の人はどうなのか、金さんや銀さんが1日何千歩を意識して歩いていたとは思えません。
108才まで生きた天海僧正にしても意外に長命な画家や作家たちにしてもあくせく運動していたとは思えません。私自身についていうなら、さして運動もせずのん気に生活したわりに元気です。現在医師の処方になる生活習慣病や老化にかかわる薬は一切服用していないし、通院していることもありません。そろそろ血圧、体重など時々計測して健康管理をしようかなと考えています。

今回は「歩数」について考えましたが、指示された目標は非科学的で非現実的なものだと思います。世の中には「科学」というよそおいや権威のよろいをかぶった怪しい知識や情報、お節介な提言があふれています。科学の始まりは、事実を直視することです。非科学的な一律押しつけの提言に対しては、自分の判断で取捨をすることが肝要です。病院も治療と医師もDATAに基づいて自分で選ぶということが、セルフメディケーションの到達点だと思います。

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