小麦グルテン不耐性に関するアレルギー反応の症状例

2018年07月02日

ダイエット

小麦に含まれるたんぱく質のグルテン不耐性や関連するアレルギー反応を示す人の割合は年々増えてきているようです。

小麦を利用した食べ物は非常に増えていることからも、敏感に反応する人にとっては気を使う点ではないでしょうか。

グルテン不耐性と関連するといわれるアレルギーの反応例に数えられる症状が報告されています。

小麦をはじめとする麦類に含まれるグルテンのたんぱく質を含む食べ物や食事をして、3日間程度の期間中に下記のような症状が出ているかを確認してみることで、小麦のグルテン不耐性や関連するアレルギー反応があるかがわかるかもしれません。

 

・食後食べ物が消化や吸収されずとどまっているように感じるいわゆる消化不良:

グルテンたんぱく質を含む小麦を使用した食べ物や食材、また他にも例えば乳製品に反応がある場合なども含めて、不耐性やアレルギー反応がある場合、対象となる成分が入っている食べ物を食べてから消化不良や吸収がなかなか進まないことも報告されています。

 

満腹感が得られない、又は余計にお腹が空いたように感じる:

・アレルギー反応の1つとして食べたものにアレルギーがある場合、食べてもなかなか満腹感が得られてない場合や、なかなか満腹感が得られないことからもついつい食べ過ぎてしまうことも考えられます。

なかには、食べた後の方が余計にお腹が空いているように感じることもあるようです。
留意したいのは、アレルゲン物質ではなく、栄養素の偏りによって満腹感が得られないことも考えられるという点です。
中にはお腹が痛くなってくる腹痛がおこることもあることでも知られています。

・ゲップやガスが出る:

体調が優れている時にはあまりゲップやガスは出ないといわれます。
免疫力が落ちている時や、体調を崩す前や崩している時、アレルギー反応などがある場合においてはゲップやガスが出やすい状況にあるかもしれません。
消化のチカラが低下している場合には特にそのような症状が当てはまりそうです。

 

・IBS(過敏性腸症候群):

過敏性腸症候群はIBSという頭文字で呼ばれることもあります。
IBS又は過敏性腸症候群とは、便秘や下痢などの症状を繰り返している場合に付けられています。
原因は不明であることもいわれますが、食べ物や食事に食習慣、ストレス過多などと関連している場合も少なくなさそうです。

 

・ビタミン不足:

小麦のグルテン不耐性やアレルギー反応だけにとどまらず、他の成分でもそのような状況にある場合には、せっかく良い食べ物を食べてもきちんと消化や吸収ができていない状況に陥りやすいことが報告されています。
過敏性腸症候群でもそうですが、下痢などになっている場合には食べ物の栄養素が十分に吸収される前に便に出てしまうことが原因で、ビタミン不足になったりすることも考えれそうです。
また腸管漏れでも知られるLGS(リーキーガット症候群)などの場合にも、腸から漏れ出していると十分な栄養素が吸収されずに出てしまうことが考えられます。

 

・乾燥肌:

アレルギー反応や不耐性が続いている場合においては、結果として乾燥肌になっている場合も少なくありません。
乾燥肌が続く場合には、化粧品ではなかなか解決もできませんし、根本の原因を探っていくことがおすすめといえます。

 

・抜け毛:

乾燥肌と同様に抜け毛、あるいは毛が細くチカラ強さを感じない場合にも栄養素の消化や吸収とつながっている場合も少なくないようです。

 

・脳もやや集中力、記憶力の低下:

脳にもやがかかったような状態でやる気が起こりにくかったり、集中力や記憶力が以前よりも低下している場合、グルテンや乳製品をはじめとする食べ物について不耐性やアレルギー反応が出ていることも考えられそうです。
また同時に脳や脳以外の身体全体も疲れやすくなったり、朝からぐったりする、十分に睡眠時間を確保しても疲れが続く場合なども同じく留意が必要なようです。

 

・自己免疫疾患:

私たちのからだは異物が体内に侵入しようとした場合には、その異物に対して攻撃をしかけてカラダを保護するようにできていることがわかっています。
自己免疫疾患の場合には、一般的な人にとっては健康的な食べ物や飲み物であるにも関わらず、異物として捉えて攻撃をしかけることで知られています。

 

・かゆみや痛み:

かゆいが痛みが続いたり、アレルギー反応を示す食べ物や飲み物を含む食事を食べてから一般的に3日以内、多くは8時間程度以内にかゆみや痛みが大きく増す場合には、アレルギー反応による炎症が原因として考えられる可能性もあるようです。

 

・皮膚炎や湿疹:

皮膚炎や湿疹についても、グルテンや乳製品をはじめとするアレルギー反応の一種ともいわれます。
皮膚は私たちの腸内環境の鏡という言い方もあります。
皮膚を観ればその人の腸内がわかるとされています。

 

・頭痛:

頭痛や一定期間以上の頭痛が続くいわゆる片頭痛も不耐性やアレルギー反応が原因になっている可能性があるようです。

 

・体重の増減:

この点はわかりにくいかもしれませんが、アレルギー反応の症状の中にも体重の増減が含まれています。
アスリートのようにいくら運動をして汗をかいて、カロリーを消費したり、食べ物や食事に十分に気を使っていても、体重が増え続けたり、全くやせない場合、あるいはその反対に食べても全然体重が増えてこない場合も含めて可能性があるようです。

 

・不安やうつ:

アレルギー反応の1つに感情の不安定が含まれているのは不思議に思われるかもしれません。
感情の上下や不安感などもアレルギー反応の一種に含まれているようです。

 

上記はあくまでもグルテンをはじめとする不耐性やアレルギー反応の例で、必ずしもどなたにでも当てはまるとは限りません。
気になる場合には専門家に相談されることがおすすめです。

 

情報源:
カンジダ・サミット 米国開催英語 3日目 2018年7月11日アジェンダ
14 signs you are Gluten intolerant
デビッド・ジョッカー博士

 

 

オンラインショップ