健康

線維筋痛症におすすめされることが増えている栄養素の1つに補酵素でも知られるコエンザイムQ10があります。

大きな数ではないものの、実際に線維筋痛症の症状とコエンザイムQ10を利用した臨床例も報告されており、痛みがある人にとっては期待したい栄養素の1つとして数えられているようです。

線維筋痛症と症状:
線維筋痛症(せんいきんつうしょう:英語名はFibromyalgia)はカラダにこわばりや痛みが続くことが主症状のリウマチ性疾患の1つとして伝えられています。
こわばりや痛みは、人生の中においては誰にでも経験があることかと思いますが、線維筋痛症の場合にはいくつかの基準が含まれていることで知られています。
症状の1つであるこわばりや痛みが少なくとも3カ月以上続くことや、多くの場合には身体の複数個所において痛みが発生していることも含まれているようです。
具体的にはカラダの広範囲における痛みで11か所以上において痛みが確認されることが1つの基準になっているとのことが、日本では定められていて、その基準はアメリカのリウマチ学会の基準が採用されています。
痛みという症状を持つ多くの人は日本以外でも同様のようですが、一般的に責任感が強かったり、我慢強かったり、まじめだったりと正確的にしっかりされている人に多い傾向にあるとの報告もあるようです。

線維筋痛症と食べ物や栄養素:
線維筋痛症の症状の特徴として記載されている痛みについては、体内で炎症が発生しているといえます。
そのために食べ物や飲み物、それらに含まれている栄養素によって、炎症が出やすかったり、出にくくなったりすることが考えられそうです。
例えば、炎症を加速させることでも知られる代表の食べ物の中には、多くの加工食品、アレルギー反応が出やすい食べ物に含まれる小麦や乳製品類、古い油や人工的あるいは工業的に使用されるべき種類の食用油などが含まれてています。
その一方で炎症が発生しにくい食べ物や栄養素の例に挙げられることが多いのが、天然の魚や他のオメガ酸、多くの野菜などが含まれています。

痛みと栄養素を利用した報告:
痛みの中でも箇所が多く長期間の症状の代表例というのが関節痛、リウマチや線維筋痛症をはじめとする症状かと思います。
体内で複数個所に痛みがある場合には、普段の生活習慣に差し支えが出ることも考えられます。
慢性的な痛みを持つ人がとても多いといわれるアメリカにおいては、そのような理由からも調査や報告の例も多いように思えます。
その調査や報告の中でも食べ物や飲み物で何とかできればと願う人は多いのではないでしょうか。
今回は線維筋痛症の症状と日本でもよく知られているコエンザイムQ10についての報告がありましたのでご紹介させてください。

線維筋痛症の症状とコエンザイムQ10:
線維筋痛症と診断されていて、その症状を持つランダムに選ばれた26人に対して二重盲検法を用いての調査が報告されていました。
1つのグループでは、1粒100mgのコエンザイムQ10を1日に3回、もう1つのグループでは偽粒であるぷらせどプラセボを用いて40日の間摂取することでどのような差が生じたかが調査の対象となりました。
コエンザイムQ10が使用された背景には、一般的な線維筋痛症の症状を患っている場合には、コエンザイムQ10とセラトニン値の両方において一般的な健常者と比較した場合にはすごく低いことが他の報告からもわかっているようです。
40日間の調査が終わった後の数値では、コエンザイムQ10とセラトニンの両方の数値がプラセボを利用したグループと比較した場合においては、改善されていたことが報告されています。
その調査結果を踏まえた上で、栄養学の権威ともいわれているアラン・ゲービー医学博士からコエンザイムQ10の栄養素は、ミトコンドリア細胞内で車でいうところのエンジン部分ともいわれるATPの合成に必要とされていることからも、線維筋痛症の症状においてはコエンザイムQ10の栄養素に期待が今後もかかってくる可能性があることを報告されていました。

今回は特定の栄養素についての調査報告でしたが、本来は日ごろの食べ物や食事、食生活がとても大切な点と言えます。

AlcoverGomez E et al. CoenzymeQ10 regulates serotonin Levels and depressive sympoms in fibromyalgia parents. results of a small clinitikal
trial. Journal Cli. Pychopharmacol. 2014,34:277-278

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