ホルモンで高すぎ注意のインスリンやエストロゲンとコルチゾール

2018年06月04日

健康

ホルモンで特に大切な働きを持っていることでも知られているホルモンが少なくとも3種類あります。

インスリン、エストロゲン、コルチゾールの3つのホルモンはいずれも高すぎる場合には注意が必要になると同時に、身体の働きにも変化が出てくることがわかってきているようです。

 

高過ぎに留意したいホルモン3種:

インスリン:

インスリンあるいはインシュリンは膵臓(すい臓)でつくられるホルモンですが、日ごろの食べ物や食事、食習慣と深く関わっているホルモンであることは周知のとおりです。
インスリンという言葉を聞くと、食べ物や食事をした際に関係がある血糖値や、日本でも大幅に増えてきていることでも知られる糖尿病を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

食べ物を食べた時や食事の際に、食べたものや飲んだものによって上下の差はあるものの、血糖値が上がることになります。

血糖値が上がるとすい臓の中からインスリンが分泌されることになるホルモンですが、そのインスリン自体については、私たちの体内で血糖値を下げる役割をしてくれているただ1つのホルモンであることが報告されています。

インスリンの働きのおかげで私たちのエネルギーが蓄えられたり、使われたりとカラダをコントロールしてくれています。

糖尿病については、その血糖が食べた後に出されるインスリンが本来は素早く処理してくれるはずのものが、すい臓に出るインスリンの動きが低下したり、血糖値をなかなか下げることができずに高い状態が続いている状態といえます。

 

エストロゲン:

エストロゲンもホルモンの一種に属しているものの、男性よりも女性に大きく関係しているために女性ホルモンや卵胞ホルモンなどの呼び方もされています。
エストロゲンは副腎皮質や胎盤などで一般的につくられていることも知られています。

 

コルチゾール:

コルチゾールという言葉は日本ではまだ一般的には聞き慣れないのではないでしょうか?

コルチゾールは別名をストレスホルモンとも呼ばれており、副腎皮質ホルモンの一種に属しています。

食べ物や食事に含まれているたんぱく質や脂肪、それに炭水化物などの代謝をコントロールしてくれるホルモンでも知られています。

ストレスホルモンという名前からもお察しいただけるように、ストレスが大きくなるとコルチゾールホルモンのバランスが崩れることが報告されています。

ストレスというと感情における部分だけに思われがちですが、例えば、過度なダイエットや筋トレ、続く睡眠不足などでもコルチゾールは発散されることにもつながります。

コルチゾールのバランスでは、朝方に近い夜中にピークを迎えてから時間と共に少しずつ下がってくることが報告されているのですが、生活習慣や食べ物と食事、ストレスなどの影響を受けて、そのホルモンの出方に変化が発生して、日中に高くなったりする現象も増えてきているようです。

 

上記の3つのホルモンはいずれも高すぎても私たちの身体は上手く機能することが難しくなり、体調を崩しやすくなることからも、ホルモンのバランスを保つことも健康維持や予防に大きく関与しているといえます。

 

エリック・バーグ医学博士
研修ビデオ2018年6月3日アクセス

 

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