子供の健康

 

子供の育児法はさまざまですが、大切なことは健康に予防をしながら育てることではないでしょうか。

子供でもアレルギーをはじめとする疾患が増えている中で、簡単でおすすめの育児法のヒントをご紹介します。

 

健康育児の中心は腸内と口内?:

育児や子供に限らずいわれるのは、全ての病気は腸内からはじまるということと、汝の食べ物を薬とせよという昔から伝わる世界的に知られるヒポクラテスの言葉です。

腸内と口内の環境は似た菌で構成されていることが報告され、腸内が乾燥していると口内も乾燥し、腸内環境が思わしくない場合には口内環境も思わしくなく、虫歯や歯の健康状況や歯周病なども進みやすくなるといわれています。

育児や子供の場合は、子供自らそれらの管理ができないことからも母親や父親をはじめとする子供を育てる人がどう考えるかによって、子供にはその影響を大きく受けることになります。

口内の健康から治療や予防、歯の健康などの口腔とアレルギーとのつながり、育児法にも詳しくミトコンドリア博士の愛称でも知られる西原克成医学博士によると、育児や子供から大人にいたる迄の治療や予防の基本は誰にでもできる簡単なことで、いくつかのことを守ることがおすすめと伝えておられます。

今回はその中から育児や小さい子供についておすすめされていることを下記にご紹介します。

 

・母乳と粉ミルク:

赤ちゃんや小さな子供にとってはできれば母乳による初乳コロストラムの摂取による授乳がおすすめといわれます。

ある報告では赤ちゃんが声をあげて何かを伝えようとしている時に口が開いている状態が続き、その際にもウィルスや病原菌が入りやすい状態になっているものの、母乳に含まれているたんぱく質のコロストラムによって赤ちゃんの健康を維持増進したり、病気の予防につながっているのだそうです。

近年では大人の腸漏れの症状で、俗にいうリーキーガットの症状にコロストラムがおすすめされることがアメリカでは人気になっているのもつながりがあるようで、それほどに母乳に含まれる初乳のコロストラムが貴重な存在であることがわかります。

母乳がおすすめとされながらも、母親の母乳の中が汚れていたり、思わしくない菌が多すぎる場合においては、その母乳を吸った赤ちゃんは顔やカラダが真っ赤になったりするようで、その場合には40度程度に温めた粉ミルクもおすすめされるようです。

常温ではなく40度程度という点については、この後にその理由が出てきます。

母乳や粉ミルクを哺乳瓶で吸っている間は、赤ちゃんにとっては口を使っているために口呼吸にならずに自然に鼻で呼吸をしている時間となり、また鼻呼吸でしか息が出来ないためにとても大切な時間であり、その時間帯を出来る限り保持することがおすすめされています。

近年ではその時間だけではなく4−5歳の年齢までおしゃぶりを継続するようにおすすめすることが欧米では一般的になり、口呼吸になっている子供に対しては場合によっては5−6歳になっても哺乳瓶を使用する訓練に戻す専門家もいるほどで、それ程母乳や哺乳瓶によって赤ちゃんや小さい子供の鼻呼吸が鍛えられ、予防と健康につながるということになります。

 

・冷たい食べ物や飲み物は避ける:

日本でも先人は冷たい飲み物や食べ物は摂取しない習慣があり、それは少なくとも他のいくつかのアジアでも現在でも同じような習慣があります。

台湾や中国を訪問した時や、彼らが日本を訪問している時でも40代以上になれば、お店で氷が入ったお水を飲みたがらない人も少なくありません。

一般的にはカラダを冷やすからという理由で冷たい飲み物や食べ物を避けるようにいわれますが、実は体温よりも低い食べ物や飲み物が体内に入ることで思わしくない菌やウィルス、有毒物、バイ菌などが腸内に入りやすい状態になることで、さまざまな症状や病気の原因になっていることが少なくないのだそうです。

育児法でも健康に育てたいという点だけではなく、アトピーや喘息をはじめとするアレルギー症状や発達障害などを持つ赤ちゃんや子供から大人にいたるまで、常温以下の冷たい食べ物や飲み物をやめて、常温以上にする習慣にするだけでもそれらの症状が消えたり改善されることも少なくないとのことで、知っておくと便利かもしれません。

 

・睡眠の時間と質を確保する:

昔から寝る子は育つといわれるように、赤ちゃんや小さな子供にとっても睡眠の時間と質は大切なようです。

近年では家庭環境が変わり、照明やテレビの光が明るくなったり、携帯電話などの音などの影響で日中の赤ちゃんの睡眠の質は昔ほど良い環境が確保しにくいのかもしれません。

また、海外の多くの専門家はモバイル機器やWi-Fiなどによる電磁波の影響を懸念する声も多く、赤ちゃんや小さい子供の脳や健康を考えると見えないだけに、せめて寝ている間くらいはモバイル機器を離した場所に置いておくことがおすすめされることが少なくありません。

寝ている間は大人もそうですが、口が開きやすいことからも、赤ちゃんや小さな子供が寝る時には母乳、哺乳瓶、おしゃぶりなどをしながら寝ることで鼻呼吸のクセをつけるような習慣や育児を身につけることをおすすめする専門家も多いように思います。

 

参考にした情報:

国際融合医療協会学術大会

東京医科歯科大学

2016年6月12日

口腔疾患と難治療性疾患との関連性について

西原克成先生
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