健康

 

ダイエットや病弱な体質から健康増強のための方法は日々メディアで賑わいを見せています。

結果を出すための具体的な行動の共通点は意外なところにありそうです。

 

多忙な現代生活は夜にメリハリを:

数十年前に比べると現在の生活は時間が不足しているように感じる人が多いのだそうで、そうなればなるほど時間の過ごし方に対してのメリハリが必要になってきます。

特にカギとなってくるのは夜の時間帯の過ごし方ともいえます。

アメリカでは以前には楽観的な性格の人が多いというイメージでしたが、近年の報告では例えば女性は人生の中で4人に1人程度は睡眠薬のお世話になっていることが報告されています。

いざ睡眠の時間になった時に寝たいと思っても眠れない人が多いということですが、夜の時間帯の過ごし方にヒントがあることがわかっています。

日本の文化にはシャワーではなく昔からお風呂があります。

お風呂に浸かることは一日の疲れや汚れをとるだけではなく、リラックスモードに切り替えるための副交感神経が働きやすくなったり、体温を上げたりすることで夜の時間にメリハリが持てるいわば睡眠を快適にするための武器ともいえます。

ダイエットでも健康増強にもいえることですが、お風呂に入ることはそれらの近道にもなっているといえます。

またお風呂から出るタイミングは眠りにつきたい時間の1時間弱頃が良いといわれるのは、ちょうどお風呂で上がった体温が落ちてくる頃で、その頃に寝床に就くことが眠りにつく最適のタイミングともいわれます。

その時に眠るためには、お風呂から上がってからは灯りを暗めにして、テレビや携帯電話、パソコンなどの使用はしない、考え事はしないようにするなどで脳や眼の影響を受けずに眠りにつきやすくなることからもおすすめです。

睡眠とダイエットは深い関係があることでも知られています。

ダイエットを考えたり実行する時の集中力や記憶力、気力などは睡眠時間が7時間を下回ってくると30分単位で落ちてくることが報告されています。

また睡眠はインスリンを敏感にコントロールしていることからも、睡眠時間が短くなったり睡眠の質が良くない場合にはインスリン反応が30%程度低下することや、同じ食べ物を食べたとしても30%程度脂肪が溜まりやすくなることも報告されているようですので、ダイエットを心がけている場合にはしっかりと睡眠時間を確保することが大切で、ダイエットの場合でも理想の睡眠時間は7.5時間程度と報告されているようです。

睡眠薬を摂取したり、寝る時に寝ようとしてもなかなか眠れない場合には、朝の時間の使い方も工夫をしてみることがおすすめです。

朝の時間を工夫することは夜の睡眠に影響を与えますが、それは睡眠ホルモンや美容ホルモンなどとも表現されるメラトニンが朝起きて光を浴びてから15時間後くらいから出始めるからといわれています。

朝の起床時間を工夫したり、夜の睡眠時間から逆算して朝の光を浴びることも夜の睡眠を快適に導いてくれるヒントとなります。

 

ビタミンDは現代人に不足しがち:

日本ではあまり聞き慣れないビタミンDですが、海外では随分前から人気の栄養素で知られています。

とりわけ冬の日照時間が短い北部に住む人たちや寒さが厳しい地域、曇りや雨が多い地域では何年も前から人気です。

近年は多くの報告がビタミンDの栄養素がそれら以外の一般的な人にも不足しがちであることを指摘しており、例えばアメリカの多くの調査ではサプリメントの人気ランキングで上位5位までに常にビタミンDが入るようになっています。

ビタミンDが人気になっている理由の1つはビタミンDが持つ働きの幅広さにもあります。

ある報告ではがんや糖尿病を患っている人のほとんどの人が体内でのビタミンDが不足や欠乏しているとして、大きなニュースにもなりました。

またインフルエンザや風邪、ウィルスなどが増える冬の季節にも多くの人がビタミンDが不足していることが、それらの原因にもつながっていることも報告されているところです。

ビタミンDとダイエットの関連性も明らかになってきたようで、体内のビタミンD値が30ng/ml以下になると体重の増加や糖尿病のリスクが高まることも大規模の調査で報告された経緯があります。

ビタミンDは一般的な食べ物では摂取しにくく、最も効率的な摂取方法は太陽の光に長時間浴びることといわれています。

一日のうちに少なくとも30分程度は屋外で太陽の光を浴びることが好ましいといわれます。

海外ではサプリメントの摂取も推奨されることも多く、その場合にはビタミンDを一日に2,000IU程度からはじめて10,000IU程度までに抑えることが健康増強につながるといわれています。

 

疲れやすかったりアレルギー、花粉症もマグネシウムが不足?:

病弱なカラダにも健康増強にも、ダイエットにもマグネシウムが不足していると実行することが困難になってくることがわかっています。

特に疲れやすい場合や、アレルギー反応の1つとして知られる花粉症や他のアレルギー症状の場合にも多くの場合にマグネシウムが不足しているようです。

疲れやすくなるのは副腎との関係もあり、副腎が正しく働くためには十分なマグネシウムが必要とされます。

アメリカの報告では68%のアメリカ人がマグネシウムが大きく不足していると以前に報告された経緯があり、日本人でも不足していることが多いように思います。

マグネシウムは一般的な野菜や果物には含まれていますので、加工食品を食べる機会が増えたり、甘い食べ物や飲み物が増えたり、ストレスが増えたり、睡眠不足になったりすることでマグネシウムは不足しがちとなります。

とくに加工食品を食べる回数が増える程にマグネシウムは消費され、体内の酵素も必要になることがわかっています。

マグネシウム不足にならないようにするためにはできるだけ野菜や果物が自然な形をした状態に近い食べ方が理想で、そういう意味においては加工食品になるとマグネシウムが不足しやすくなるというのも納得できるかと思います。

 

上記を実行することはダイエットから病弱なカラダ、健康増強にいたるまで結果が出やすい共通点といえますが、それらはいずれも基を辿って行けば先人が生活して来たライフスタイルに近づくということに気づきます。

 

参考にした情報:(全て英文)

ザ・アドレナル・リセット・ダイエット

p.98-105

アラン・クリスチャンソン博士
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