キシロオリゴ糖とプレバイオティクス

2017年08月10日

善玉菌を増やすプロバイオティクス

私たちの体内に善玉菌や悪玉菌と呼ばれる腸内細菌がいることは、もうご存知の方も多いと思います。

そして、これらの細菌が私たちの健康に深くかかわってくることも、周知の事実となっています。

善玉菌は、身体にとってたいへん有益な菌で、この菌がたくさんいると腸内の環境が整い、毎朝スッキリ
気持ちよく一日をはじめられたり、またストレスやウイルスなどからも体を守るサポートをしてくれます。

一方悪玉菌は体にとって不要な菌です。

腸内において善玉菌を効率よく増やすためには、いくつかの方法があります。

ビフィズス菌などの乳酸菌入りのヨーグルトや乳製品乳酸菌飲料を摂取することがその一つです。
現在は、菌が生きたまま腸まで届くとされている商品も多く出ていますのでこれらを利用するのも
一つの方法です。

このように、生きて腸まで届く成分をプロバイオティクスといいます。

 

プロバイオティクスに加えたいオリゴ糖

プロバイオティクスであるヨーグルトなどを食べる際に、是非加えてみてほしい成分があります。
それは、オリゴ糖です。

中でも、「キシロオリゴ糖」という成分は、とりわけ善玉菌を増やす効果が高いとされています。

キシロオリゴ糖は、植物の繊維を特別な酵素で分解して作られたオリゴ糖の一種です。

キシロオリゴ糖は、摂取後体内で分解されずに大腸に直接届くとされていて、オリゴ糖の中でも特に腸への作用が優れているとされ
注目が集まっています。

そして、腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサとなることにより、善玉菌を増やす作用があります。

このように、プロバイオティクスのエサとなる成分を、プレバイオティクスといいます。

このようにビフィズス菌を含んだヨーグルトなどと一緒にキシロオリゴ糖を摂取することにより、ヨーグルトのビフィズス菌とキシロオリゴ糖の相乗効果となり、より一層の効果が期待できます。

ただし、ヨーグルトは乳成分由来であることと、腸が弱い場合や一時的にせよ腸内環境が弱っている場合やアレルギー反応がある場合などには反応として出ることも少なくありません。

また、ヨーグルトを摂取することでお腹が冷える女性も一定数は存在していることが報告されています。

そのために、個体差があることも考えておくことがおすすめですし、その時の体調や体質と向き合いながら進めることが良さそうです。

専門家に確認をしながら進めることがおすすめです。

その上で、ぜひ、毎日の食卓に加えてみてはいかがでしょうか。

プロバイオティクスとは?

 

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