腸管漏れリーキーガット症候群の確認に9症状

2017年03月01日

健康

 

腸管漏れで知られる腸を支える壁が緩んで腸内物質が血液に漏れるリーキーガット症候群かどうかは9つの症状で確認できるとの研究報告が存在しています。

花粉症もグルテン不耐性や過敏症、アレルギー反応が気になっている人などに確認をおすすめします。

 

花粉症の季節は多くの人にとっては辛い時期といえます。

その場合には生活の中で食べ物など身体には負担と感じるいわゆるアレルギー反応で示すことで体が見直すようにメッセージを放つことで教えてくれているといえます。

花粉症にかかる場合には、既に何かの食べ物にアレルギー反応を起こしていることが考えられるようですので、放置することは様々な疾患につながるために、先延ばしをせずに見直すことがおすすめです。

 

一番大きな可能性を占めているのは、乳製品かグルテンをはじめとする小麦であることが考えられるために、まずはどちらかを30日間だけでも完全にやめてみることで身体に変化が出ることも期待できます。

小麦粉などグルテンたんぱく質を含む食事を30日間において制限することを試してみることをおすすめする理由としていえるのは、ハーバード大学から報告された下記の言葉を知ると納得ができるかもしれません。

「地球上の誰1人として、現代の小麦などに含まれているグルテンを完全に消化できる人はいない。」という報告です。

留意しておきたい点として、「現代の小麦」という言葉になっている点で、つまりは長年にわたって品種改良を繰り替えたことが残念ながら要因として考えられているとのことです。

*ただし、品種改良をしていなければ、多くの国や日本人でも現代社会では小麦粉含む食品や食事をすることができない時代になっていた可能性があります。

 

日本でも昔はアレルギーは珍しい症状といえましたが、今では花粉症かどうかを確認しても多くの人がアレルギーを患っていることは明らかといえます。

アメリカではパン食ですが、7人に1人はグルテン過敏症と報告され、徐々にその割合は増えてきているようです。

日本でもアメリカでも腸内環境の乱れから、アレルギーやグルテンとも関連が大きいと報じられる腸の壁が緩むことで腸内にとどまるべき物質が緩んだところから血液に流れ出す、腸管漏れのリーキーガット症候群の人の割合は多く、花粉症の人の多くは既にリーキーガット症候群である可能性さえ指摘されています。

 

腸管漏れリーキーガット症候群確認の9症状:

下記のいずれかのサインや症状に当てはまる場合は、リーキーガット症候群を患っていることが考えられることをリーキーガット症候群が専門であるジョシュ・アクセ医学博士は報告しています。

1 何かの食べ物に不耐性があったり、アレルギー反応を示す食品アレルギー

2 ゲップ、おなら、胃酸が逆流する

3 胃や腸、肝臓などをはじめとする臓器に潰瘍などの炎症

4 自己免疫疾患、リウマチ、糖尿

5 甲状腺機能低下、副腎疲労

6 関節痛

7 消化不良

8 ニキビ、乾燥肌、湿疹、鼻の頭にできる酒さ

9 感情不安定、うつ、心配症、自閉症、ADHDなど

 

アレルギーを疑って身体に心を傾ける:

アレルギーかどうかを確認したり、下記のような症状に当てはまる場合は要注意の黄信号と言えるようです。

・疲れやすかったり、慢性的な疲労を感じる。

・鼻水が流れることがある。

・肌がかさかさになったりする異変がある。

・便秘や下痢などが続く。

・臓器に何か異変がある。

など

気になる場合には、上記に記載されている点を自らのことがらに変換して比較してみることがおすすめです。

 

リーキーガットを癒すプログラム

ジョシュ・アクセ医学博士

2016年4月20日(アクセス日)

 

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