自閉症とADHDにおすすめと制限したい食品や栄養素

2016年10月14日

グルテンの食べ物と慢性疲労

自閉症やADHDなど子供におすすめしたい食べ物や栄養素と同時に、大切なことは何よりも回避したい食品があるようです。

子供たちのADHDや自閉症以外の障害でも、食べ物と食品に含まれる栄養素の影響があるようです。

食べ物と栄養素が与える影響:

わたしたちの身体は過去に食べた食べ物で身体は形成されていることからも、食べ物の影響を理解すること日々の生活の中で欠かせません。

子供の学習障害やADHD、自閉症をはじめとする自律神経を伴う症状はアメリカでは身体全体の障害と認知される一方で、2人に1人の子供が現在何らかの慢性的な健康被害を被っていることからも、ヒポクラテスが述べた有名な言葉である「全ての病は腸内から始まる」というフレーズを聞く機会が近年増えています。

子供たちの自閉症やADHD、学習障害をはじめとする障害と聞くとつい脳の障害と考えられがちですが、脳は腸と直結していると共に第二の腸ともいわれるくらいに腸内環境から大きな影響を受けていることが数々報告されています。

そのために腸内環境を改善することが最も大切で、そのために一番大きな要因となる日頃の食べ物と食品に含まれる栄養素を注意深く見直すことが最もおすすめされています。

腸内環境や脳内と食べ物:

専門家の多くは大人だけではなく、子供たちの障害が増えている要因として、環境や農薬と化学物質の問題からくる土壌内の栄養素低下、更に大きな要因としてファーストフードや加工食品、添加物、糖類摂取と人工的な油の過剰摂取などを含む食べ物を食べる機会があまりにも多くなったことで、本来は自然界の食べ物そのものに含まれ、体内に入るべき栄養素が常に欠乏している状態にあることが自閉症やADHD、学習障害をはじめとする障害に大きな要因となっていると考える専門家が多いように思います。

特に子供の脳内や腸内環境に最低限必要とされる摂取量が補えていないとして考えられているのが、下記の栄養素であることを食べ物と栄養素で自閉症とADHDの改善に取り組んでいる組織の代表で出版物や講演も多いジュリーマシュー氏は述べています。

亜鉛

鉄分

カルシウム

マグネシウム

ビタミンA、B6、B12、C

オメガ3脂肪酸

葉酸

など

ただし、彼女に関わらず他の多くの専門家が伝えているのは、ADHDや自閉症の子供たちに大きな影響を与えているとされる制限したい食品や食べ物です。

つまりは、何かの食べ物を足すことを考える前に、症状に油を注ぐとされる食べ物を完全に制限することのほうが優先されるべきで、もっと大切なことと言っているのです。

自閉症とADHDに制限したい食品:

特に人工甘味料も含む砂糖類で、その中にはドライフルーツや100%であってもフルーツジュースでさえ、自閉症やADHDの子供には問題となっている可能性が高いといわれます。

更にイーストやグルテンを含む下記の食べ物も挙げられています。

・パン、麺類、スイーツ、熟成肉、チーズ、乳製品、スターチが多いジャガイモやトウモロコシなど。

なお、食べ物や栄養素以外で注意したいのが、アルミホイル、プラスチック容器、電子レンジ、アルミ製や滑らないように加工されたフライパンや鍋などが挙げられています。

もちろん、上記のリストは個々の子供によって違うものの、一般的な自閉症、学習障害、ADHDの子供たちにはおすすめされることであります。

 

参考にした情報:

Nourishing Hopeより

「食べ物と栄養を利用してADHDと自閉症を改善する」(和訳)

ジュリー・マシュー認定栄養コンサルタント

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