脂肪燃焼とダイエットはホルモンを知って結果を出す

2016年07月20日

ダイエット

 

脂肪燃焼とダイエットで結果を出しやすくするために知っておきたいことがあります。

運動や食事で頑張っても十分に脂肪が燃焼しない時は、ダイエットそのもの以外にも原因があるかもしれません。

脂肪燃焼にはホルモンを知ることがダイエットの近道とも言えます。

 

ダイエットや脂肪を燃焼させるのに、運動や食事の内容は大切なことといえますが、ダイエットが成功するかどうかはそれ以外にも身体の状態によって大きく左右されます。

例えば、女性の中でも最近多いのが低体温や低代謝です。

体温や代謝が低い場合にはいくら運動を毎日しても、食事をきっちりしたとしても、なかなか脂肪は燃焼してくれません。

だからといって何を食べても良いという意味でもありませんが、要は身体の仕組みを知ることが大切ということになります。

特に女性はホルモンとそのバランスに大きく左右されることが多いために、ホルモンを知ることが脂肪燃焼やダイエットに欠かせません。

 

脂肪燃焼やダイエットと関わる3つのホルモン:

脂肪を貯めたり作るホルモンが存在し、特にここで大切なのは3つあるといわれます。

その3つのホルモンとは、コルチゾール(ストレス)、インスリン(糖)、酸化(酸素)で、特に最初の2つはダイエットに大きく関わることがわかっています。

 

ストレスホルモンで知られるコルチゾール:

ストレスが多いと上昇するといわれるホルモンのコルチゾールですが、無意識のストレスも含まれるために心がけたいことがあります。

意識的に行いやすいことは下記の4つです。

1 睡眠

睡眠を確保すること、すなわち寝ることで成長ホルモンが出やすくなり、慢性疲労や副腎疲労とも関係が深いコルチゾールは減りやすくなることが報告されているからです。

 

2 太陽の光

適度の太陽の光はストレスを軽減してくれることがわかっています。

精神的に不安定な時、心配事や不安がある時、睡眠障害がある時は特に太陽の光を1日30分程度でも浴びることでそれらが改善しやすい土台ができるといえます。

更におすすめなのは、外で太陽の光を浴びながら、寝ることですが、紫外線が気になる女性には抵抗があるかもしれません。

冬の季節や雨が続く日にはビタミンD3が太陽の光の代わりにはならないものの、補助となってくれます。

 

3 歩く

激しい運動をするよりも、息が切れるようなことよりも、毎日辛いプログラムをこなすよりも効果的なのが歩くことであることが報告されています。

歩くことは太陽の光も取り入れやすい上、リズムがあることで精神的な安定にも大きなプラスに働きます。

歩くことがストレスホルモンのコルチゾールを下げやすくします。

 

4 野菜

サラダなどの野菜を食べることでホルモンと大きく関わるカリウムやビタミンB群カルシウムなどが補給でき、ストレスが溜まりにくい身体になることが報告されています。

 

インスリンと糖の代謝:

最初に述べたように低体温や低代謝ではがんばって運動したり、スイーツ等を我慢してもなかなか結果に結びつきません。

低体温や低代謝の場合、先ほどのコルチゾールも糖の代謝も効率的に働かず、脂肪燃焼やダイエットにおいては反対にそれらの比重が高まるようです。

そのために他の人と比べても、ちょっとだけ食べた糖分などのスイーツは身体にとって重くのしかかり、ホルモンに詳しいエリック・バーグ医学博士によると、1回の糖の摂取でその後の48〜72時間も脂肪が燃えない状態となると伝えています。

 

代謝を語る上で覚えておきたいキーワードは間食といえるクレービング、睡眠不足、疲れ(特に慢性疲労や副腎疲労)、ストレスで、それらが大きすぎる場合には代謝や脂肪を燃焼することに回るチカラが体内で生まれないということです。

 

効率的に脂肪を燃焼させることもダイエットを行なうこともホルモンと大きく関わっていることがおわかりいただけましたでしょうか。

食事で頑張りすぎることでかえって大きなストレスになっている場合や、毎日のように運動を頑張りすぎている場合も無意識うちにストレスになっているかもしれませんので、脂肪燃焼やダイエットで思うような結果が出ずに気になる場合は一旦立ち止まって見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

参考にした情報:

エリック・バーグ医学博士Fat Burning 101

アクセス日:2016年7月19日

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