アレルギー反応やグルテン不耐性とセリアック病におすすめ

2016年01月31日

健康

 

アレルギーという一言又はひとくくりにまとめることができな時代に入っていると気づいている人も多いのではないでしょうか?

それもそのはずで、アレルギー反応の中でも最近一番多いのはグルテン不耐性で、セリアック病等につながる場合もあり、その例はグルテンは乳製品を抜いて今となっては最も多いアレルギー反応の要因となっているのだそうです。

 

そう伝えているのは腸や脳、アレルギーを長年専門とする医師のトム・オブライアン医学博士ですが、多くの地域から同博士を訪れる患者さんの90%以上の人は栄養バランスの崩れや不足、欠乏からアレルギーになっている人ということでした。

同博士によると、多くの人がアレルギー反応が出て、いったんグルテン不耐性と診断されてから放置しながら小麦を含む食べ物やグルテン入り加工食品を食べ続けた場合に、腸の汚れから免疫が落ちやすくなるだけではなく、慢性疲労や副腎疲労、腸管漏れで知られるLGS(リーキーガットシンドローム)やセリアック病、甲状腺疾患などに発展したり、薬や他の化学物質にアレルギー反応が出たり、化学物質過敏症との関連性が出てくることも考えられるとのことでした。

 

 

アレルギー反応の予防におすすめ:

何かのアレルギー反応の予防におすすめしたいのは、最も多くの人が反応を示すグルテンを含む食べ物を30日間やめてみるということです。

30日間やめてみると、グルテン不耐性やセリアック病などの場合に事態は悪い方向に進みにくく、30日後に再びグルテンを食べ始めた場合に、違和感を感じたり、身体の異変に気づくことが多いのだそうです。

 

他のおすすめとして、家庭内の日用品を見直してみることも良いかもしれません。

抗菌や殺菌、消臭剤、洗剤、シャンプー、歯磨き粉、スキンケア用品などによる体質への影響を疑ってみることもおすすめされる例といえます。

食べ物や日用品と共に見直してみたい例として、添加物、睡眠、汚染物質、電磁波、歯の詰め物、身体を動かすこと、栄養素なども挙げられます。

 

 

栄養素でのおすすめ:

とりわけアレルギー反応を示す場合には腸内環境が汚れていたり、免疫の7割ともいわれる腸内環境が汚れていたり弱っていたりということも考えられます。

米セリアック病センターやコロンビア大学医療センターなどの調査では423例中、プロバイオティクスを利用した100例において、生活の質が4%の優位性が認められた例も報じられています。

 

グルテン不耐性やセリアック病以外のアレルギーでも報告されてきていることは多いために、今後も食べ物や生活習慣に関する最新の健康情報をご報告したいと思います。

 

J Clin Gastroenterol, Sep.8, 2014 PubMed版PMID:25203364

トム・オブライアン医学博士 Healthy ME Summits 2016年1月

 

 

乳酸菌

オンラインショップ