妊娠予定、妊娠中の妊婦、小さいお子さんに授乳中の女性に魚に含まれるDHAやEPAのオメガ３脂肪酸のフィッシュオイルをおすすめする専門家が少なくともアメリカでは増えているのですが、そのカギを握る調査報告を観ることでおすすめされる理由がわかるかもしれません。

子供たちの環境：

現在６００万人を超える数の学校に通う年齢の子供たちが注意欠乏障害や多動症と診断されているとも見積もられ、年々その子供たちの数が増え続けているアメリカでは大人たちや専門家たちが指をくわえてその行方をただただ見守るような状況にはありません。

なぜならば、その６００万人の子供たちの約７０％にあたる４２０万人以上は落ち着くためや注意喚起するための助けとして、若い年齢から薬を服用していることと、その影響がさまざまな点において今後出てくることが予想されているからに他なりません。

妊婦の女性や授乳中の女性におすすめされる報告：

数多く報告される調査の中でも比較的経済的かつ安全な方法の１つとしておすすめされているのが、食べ物を通じて行なうことと、栄養素を補完することですが、もしカップルが妊娠を計画したり、実際に女性が妊娠中の妊婦であったり、子供を産んで授乳中であったりする場合に、DHAやEPAに代表されるオメガ３脂肪酸のフィッシュオイルがおすすめされる機会が増えています。

近年、専門家による調査報告が示すデータの中には、もし母親であるその女性が母乳で育てる場合、たとえ最初の数ヶ月の間だけでも少量のオメガ３脂肪酸を摂取していると、母乳を受ける子供が学校に入る５歳になる頃の集中能力は大きく向上することが報告されています。

調査では母乳で育っている時に、その子供の母親である女性がDHAのフィッシュオイルを200mg摂取した場合、DHAを摂っていない母親から育った子供の集中度と比較した場合、５歳の時点で注意力のテストを行なうと、DHAを摂取した母親から育った子供のほうが大きな差をつけて良い結果に導かれたと伝えられています。

他の調査でも、子供を産む母親がDHAを摂取していると、母乳の中にもDHA濃度が高くなることがわかっています。

食べ物のおすすめ：

DHAやEPAのオメガ３フィッシュオイルは名前のとおり魚に含まれていることからも、魚を食べることでそれらの栄養素は補えるものの、オメガ３脂肪酸は鮮度が大切で光や酸素、温度や時間で酸化が進みやすいために新鮮な魚を選ぶことが１つと、魚は大きくなればなるほど水銀や鉛をはじめとする重金属を含むことからも、おすすめは小魚やDHAやEPAのオメガ３を豊富に含むイワシ、アジ、サンマ、サバをはじめとする小さめの青魚です。

上記の記事は日本でも人気ベストセラー本となった「小麦を食べるな」の著者であるデイビッド・パールマッター医学博士のホームページ（英語）にて2015年12月11日にアクセスし、記事に掲載された内容から多くを抜粋して紹介いたしました。

詳細は下記からお読みいただくことが可能です。

www.drperlmutter.com/breastfeeding-mothers-take-dha/