健康肌と腸

肌が乾燥しやすい時期になってくると乾燥肌の人にとっては何らかの対策を考えたいと思う人も多いのではないでしょうか。

 

外的要因による乾燥肌やシワとは違う場合、基本的な第一の対策としては日頃からの食べ物による影響が大きく、とりわけ腸内環境の状態を表現しているのが肌でもあります。

 

 

乾燥肌やシワとプロバイオティクス:

先月報告されたばかりの調査の中に、研究者らはプロバイオティクスを補給することで体内の水分を保ちやすくし、肌の老化サインでもある見た目を若く保ちやすくするとして、プロバイオティクスが肌年齢に良い影響を与えると報告されました。

 

研究者らがおこなった調査では110名の41〜59歳の乾燥肌で、シワがある女性を対象に12週間にわたり、プロバイオティクスのラクトバチルス(プランタラム)を2gと、偽粒であるプラセボの2つのグループに分かれて、それぞれ毎日摂取してもらい、肌の保湿度、シワ、肌の質、弾力性について12週間の調査前と後にそれぞれ評価したものです。

 

調査の結果、ラクトバチルスのプロバイオティクス摂取グループのほうが顔と手の肌についての水々しさと、シワの深さの改善が目立ったことに加えて、弾力性は12週間で13.2%の改善が診られたと結論付けられていました。

 

またプラセボ摂取グループとの差において、21.7%の差があったことも報じられています。

 

 

肌と腸:

今回の調査はラクトバチルス菌のプロバイオティクスを用いたことと、肌についての関係でしたが、一般的にはラクトバチルスのようなプロバイオティクスや乳酸菌は腸との関連が大きいイメージがあると思いますが、乳酸菌を豊富に含む食べ物をよく食べる人には肌がきれく若く見える人が多いといわれるように、あるいは腸内環境の状態は肌にも出てくることになるために、腸と肌のつながりは自然な成り行きともとらえることができるのではないでしょうか。

 

 

Lee DE, et al. J. of Microbiol Biotechnology. 2015 Oct. 2.

 

 

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