腸内環境と脳のつながりと自閉症

2015年10月07日

 

腸内環境と脳のつながりと自閉症

腸と脳と食べ物

 

先日は記事の中に栄養不足が腸に与える影響が脳ともつながっていることや、日頃の食べ物や環境、薬剤や日用用品に含まれる成分と腸内環境との関係性についての報告をご紹介しましたが、腸内環境と脳のつながりはとても大切な上に、日本でもそのことから発展する疾病が増えているとされることからも、もう少し他の報告もご紹介したいと思います。

 

細胞の研究と報告の専門誌である「Cell」に掲載されたねずみを利用したカリフォルニア工科大学の研究によると、腸内細胞のバクテリアは自閉症の傾向にある行動に直接的に影響をすることの関連性について書かれています。

ビフィズス菌やプロバイオティクスのような腸内環境と関わりのある菌は、精神的に不安定な場合や不安、うつなどの症状がある場合に抗うつ薬のような働きをすることがあり、腸内環境と精神の働きについて相互作用があることが多数報告されてきていることからも、驚かない人も多いのかもしれません。

 

自閉症とワクチン:

2014年9月に発行された免疫についての研究をはじめとする専門誌であるザ・ジャーナル・オブ・パブリック・ヘルス・アンド・エピデミオロジー(疫学)には、特定のワクチンが及ぼす自閉症との関係について大きく書かれています。

特にワクチンに含まれる水銀をはじめとする毒素についての注目が高まっていることからも、以前から水銀や鉛等とワクチンとの関連性を更に掘り下げる結果になっているように思えます。

その動きは日本でも少なからず出てきているようですし、他にもイギリスやオーストラリア等の国々でも同様の広がりがあるようです。

 

腸内環境と脳と食べ物の関係:

私たちの身体は食べ物でできていることは明らかですが、生理学や人類学の書物や健康や医療の紙面でも食べ物の影響を大きく受ける腸内環境から広がりをみせる精神的、あるいはメンタルから脳にいたるまでの関連性が解明されてきています。

また、30年以上にわたり現場で患者と向き合いながら、腸内と脳、それにグルテンアレルギーについて15年以上にわたり毎日研究を続けているトム・ブライアン医学博士は口うるさくグルテンは体内で一番脳に影響を与えると警鐘を鳴らしています。

特に悪いもの扱いの的になっているのはパンや麺類、加工食品やスナック菓子などに多く含まれるグルテンを含んだ小麦粉、身体に悪い品質の油、水銀や鉛の汚染物質、薬剤、電磁波などが挙げられていますが、そのことからも腸内環境や脳と関わりのある食べ物や栄養素をもちいた予防についての関心が高まっています。

特に腸内環境を整える発酵食品の関心は高く、炎症や酸化との関連が高い魚に含まれるオメガ3脂肪酸、予防に欠かせないビタミンやミネラルを始めとする栄養素を豊富に含む野菜や果物についての関心が高まっているといえます。

 

Caltech Dec. 5, 2013

Journal of Physiological of Epidemiology Sep. 22, 2014

Journal of Public Health and Epidemiology Sep. 14, 2014:6;271-284

 

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