オメガ3と腸ポリープや炎症

2015年07月13日
お腹

腸と健康

 

私たちが健康で過ごすためにコツがあるといわれます。

それは腸をきれいに保つことが、健康を保つための秘訣であるということです。

免疫力の70%は腸内環境次第ともいわれるだけあって、腸をきれいに保つことが健康であるためには必要不可欠であることがわかります。

腸内が汚れることは腸内環境に影響を与えるということとなり、腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを崩すことにもつながります。

また、バクテリアの増殖、ホルモンの負担、炎症などとのつながりがあり、発展することで腸のポリーブやがんにまで関係が出てきます。

 

 

オメガ3と腸の健康と予防:

今回紹介する研究報告では、オメガ3栄養素が腸内の健康と関わりがあるということで、予防におすすめできると考えられます。

しばしば炎症抑制栄養素として紹介されるオメガ3脂肪酸ですが、腸のリスクとなる腸内の炎症抑制として魚のオメガ3脂肪酸を摂取することがポリープやがんなどのリスクを減らす予防的な働きについて報じています。

 

 

調査報告と結果:

オメガ3と大腸腺腫様やポリープのリスクとの関連を検討する意味での調査が行われました。

被験者はポリープが無い人が3166名、腺腫様ポリープがある人が1597名、過形成性ポリープがある人が544名から構成され、大腸内視鏡検査をもとに行われました。

調査では日々の栄養素でオメガ3脂肪酸の摂取量頻度についての質問調査で、無条件ロジスティクス回帰使用でオメガ酸摂取量とポリープなどのリスクについての関連性が調査されました。

 

 

調査の結果として、海洋由来のオメガ3は女性の大腸線腫のリスクを減らす予防的な関係性が示され、オメガ3を最も多く摂りいれた5%の人については、オメガ3を最も少なく摂取した5%の人たちと比較した場合において、大腸線腫のリスクが低いことが判明し、研究者らは今回の調査でオメガ3栄養素の摂取が腸内の炎症抑制においても働いていることと予防の可能性があることを伝えています。

 

 

 

Contolling the Risk of Colon Polyps with Omega-3

2012-01-31

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