オレイン酸 Oleic Acid

オメガ9脂肪酸で知られるオレイン酸

オメガ9

オレイン酸とは?

身体に良いとされる植物性の油にはオレイン酸を豊富に含んでいることが多く、動物性の油にも含まれる水では溶けにくいとされる不飽和脂肪酸です。
その脂肪酸はオメガ369に分類され、現代食にはオメガ6は過剰なくらいに摂取できると報告されているものの、逆にオメガ3とオレイン酸であるオメガ9脂肪酸はバランスとして大きく不足する人が多いようです。

植物性のオレイン酸

オレイン酸を多く含む油として抗酸化力の高いオレウロペインを豊富に含むオリーブ抽出のオリーブオイル、ひまわり油、ベニバナ油、月見草亜麻仁油(アマニ油)やボラージオイルらが人気としては高い部類です。(⇒説明の続き)

■こんな方におすすめ:

高カロリーな食事が多い方、お腹の調子を整えたい方、美容と健康を維持したい方におすすめです。コレステロールを減少させる効果や脈硬化や心疾患に有用な効果が報告されているため、生活習慣病予防を考えている方におすすめです。

■オレイン酸の効果:

そもそもオレイン酸が注目され始めたのは、西洋文化が日本に浸透して同時に欧米の食事を多く摂取する機会が増えた頃からのようです。カロリーだけではなく、悪玉とされるLDLコレステロールを多く含む内容の食事が多く、結果として生活習慣病や血管の詰まりにつながりやすいと報告されることが多い為に、身体に良いとされるオレイン酸やαリノレン酸(オメガ3)のオメガ酸脂肪酸が注目され始めたようです。

■オレイン酸の人気:

オレイン酸が人気の理由としては含まれる栄養素にもあります。オレイン酸にはビタミンEポリフェノールといった抗酸化力の高い栄養素が豊富に含まれ、高いコレステロールやギトギトに推奨されます。地中海式ダイエットに代表される地中海料理の中心となるオリーブオイルにはオレイン酸が多く含まれ、イタリアやギリシャ、スペインをはじめとする地中海の食事をよく食べる人々には心臓疾患が少ない理由として食事に含まれるオレイン酸やオメガ3脂肪酸栄養素の有効性への働きの期待が高いのはそのおかげと言えるのではないでしょうか。理にかなうその理由として、他の欧米諸国では肉類やバターに多い飽和脂肪酸の摂取が多いこともあり、心臓疾患の数は増え続けた状態を保っています。

■鮮度と品質:

オレイン酸は比較的酸化しにくい部類の脂肪酸と言われます。ただし、植物性でも動物性にしても一般的にはオレイン酸以外の熱や光に弱いタイプの αリノレン酸も一緒になっていることが多いことから、新鮮さが求められます。身近な栄養素ではオリーブオイルにはオレイン酸が豊富ですが、エキストラバージンのオイルは深緑の分厚いガラス容器に入っているように外界との遮断をすることで鮮度を失いにくくしていますし、もともと加熱処理をしない搾ったオイルですので、やはり鮮度を大切にしたいところです。

■サプリメントとしてのオレイン酸:

オメガ酸自体は鮮度が大切なことはおわかりいただけたかと思いますが、近年の環境変動の影響で特に動物性のオメガ酸の中でも日本では主流となるDHAEPAフィッシュオイルのように海の水銀や鉛をはじめとする環境汚染物質も健康に影響することから、サプリメントにおいても重要性が増しています。私ども としてはそのようなことから新鮮かつ、汚染物質を取り除かれたオメガ酸をご提供することで安全性を備えた栄養素が供給できると考えています。オレイン酸や他のオメガ酸を含むサプリメントを新鮮な栄養素を専門メーカーのアレルギーリサーチグループより新鮮かつ本物を発送しております。

■参考文献:

世界のオリーブオイル百科 ジュディ・リッジウェイ、Takeda R et al. Double-blind placebo-controlled trial of hydroxytyrosol of olea europaea on pain in gonarthrosis. Phtomedicine, 2013;20:861-864、
2013年3月24日ドイツ リラックスニュース
感染症などを退治するオリーブ葉エキス 山口武津雄博士

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