ラクトバチルス・カゼイ 腸内細菌 乳酸菌株
lactobacillus casei

ラクトバチルス カゼイ菌

ラクトバチルス カゼイ菌とは?

ラクトバチルス (腸内細菌) カゼイ菌とは、私たちの小腸に住み着く植物性の常在菌(細菌)です。
発酵菌で乳酸菌プロバイオティクスの中でも代表格にあたる一種で、ラクトバチルス(ラクトバシラス)菌に属します。

カゼイ菌は健康に良い菌で知られる善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えようと働きかけるために腸内環境のバランスを整えることはノーベル生理医学賞でロシアのメチニコフ博士が証明をされたことでも知られ、以来ケフィアヨーグルトをはじめ積極的に推奨されてきました。

善玉菌で知られる腸内細菌:

私たちの身体の中には100種類程度の乳酸菌が存在し、その数は100兆個とも言われます。
腸の中の腸内細菌は大まかに3種類存在しています。
一般的には年齢が若い程多く、健康度が高い程多いとされる有用菌で増やしていきたい善玉菌、年齢が高くなったり健康度が落ちてきたり、便秘や下痢の時には多いとされる有害菌と言われる悪玉菌、そして普段は静かにしていながらも特に体調が崩れ始めると柔軟性をもった動きをし始めるとされる日和見菌があります。(⇒説明の続き)

■乳酸菌とビフィズス菌の働き:

発酵菌の中に属す乳酸菌の働きとは腸にある糖を分解して乳酸をつくりますが、ビフィズス菌については同じように腸内の糖を分解して乳酸をつくることに加え、酢酸もつくる働きをします。

■最近の研究報告でわかってきたこと:

ラクトバチルス・カゼイをはじめとする乳酸菌が単なる体質改善にとどまらず、体内で合成できないビタミンをつくることで免疫と関わる70%に関係があることや、花粉やウィルスをはじめとするアレルギー体質の改善にも有効に働くことが1996年にアメリカのファーシェン博士らの報告により、明らかになってきました。脳内伝達物質のドーパミンやセロトニンとも関わりがあり、脳内の幸せホルモンと関係することからうつ病についての有効性を報告する例もあるようです。

■ラクトバチルス カゼイ菌を含む食品:

乳酸菌飲料やヨーグルトに多く含まれています。

■豆知識:

カゼイ菌は、「胃酸などにも強いため、生きたまま腸まで届いて、悪玉菌の増殖を抑える」「便通を良くする」「免疫力を向上させる」などの効果はテレビなどでも取り上げられて話題になりましたが、ピロリ菌の除去作用や花粉症への抵抗力向上、過剰なコレステロールを体内に蓄積するのを抑える効果があるとの報告はあまり知られていません。今後の研究がますます期待されています。

■こんな方におすすめ:

腸内環境を改善させたい方、お通じに関する悩みをお持ちの方、免疫力を向上させたい方、なんとなく身体の不調を感じている方、健康を維持されたい方におすすめです。

■発送する乳酸菌サプリメントの他の特徴:

当社で販売する乳酸菌サプリメントの中でもビフィズス菌プロバイオティクスが生きている必要がある菌については光や熱、酸素を通さない厚みのある茶色のビンを採用していることは上記でも説明いたしましたが、それ以外にも特徴があります。
ラクトバチルス・カゼイ以外の乳酸菌でも、時間と共に失われる敏感な乳酸菌のためにラベルに表記される数値よりも実際は20%多く菌が入っています。またできる限り新鮮な乳酸菌のサプリメントをメーカーより発送いたします。

■乳酸菌入りサプリメントのブランド:

乳酸菌の種類は豊富で、本物の菌がサプリメントの中に含まれているかは信用問題ですが、成分調達から発送まで高いレベルの品質が要求されると共に品質のブレが生じない生産規範のGMPメーカーにてつくられるサプリメントを、1979年設立のアレルギーリサーチグループより新鮮かつ確かな品質を直送にて配達いたします。

■食事で補う乳酸菌:

乳酸菌に限らずですが、栄養素は本来は普段の食事から補っていただくことが王道であり、できれば補助食品であるサプリメントに頼らずにそうしていただきたいと願っています。
食品では古くから長年伝承されてきた味噌や漬物、納豆等の発酵食品に乳酸菌は含まれます。アレルギー体質になりやすい食事は加工食品や小麦粉を使用した食品等もともと日本にはなかった食材が多いこともあり、気になる方は今一度和食の原点に回帰してみることをお勧めいたします。

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