免疫グロブリン Immuno globulins

免疫グロブリン

免疫グロブリンとは:

私たちのからだの中には、外部から細菌やウイルスなどの異物が入ってきたときにそれを排除するためのしくみができています。
中でも重要なのが免疫です。

免疫とは、外から侵入した異物(抗原)を排除する働きをする抗体によりできています。
免疫グロブリンとは、その抗体をかたちづくっている蛋白質(たんぱく質)の総称です。
免疫グロブリンは、血液中や組織液中に存在しています。

免疫グロブリンの種類:

免疫グロブリンには、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり、それぞれの分子量、その働く場所などにも違いがあります。
これら5種類の免疫グロブリンの基本的な形は、英語のYの形をしています。
(⇒説明の続き)

血中に含まれ、交代機能を持つたんぱく質

■豆知識:

花粉症は、I型アレルギー性疾患とも言われ、ヒスタミンと言う刺激物質が原因と考えられています。
このため、ヒスタミンを抑える薬(抗ヒスタミン剤)が有効とされていますが、最近になり、花粉症の予防に免疫グロブリン製剤の注射が有効として注目されてきています。

■各免疫グロブリンについて:

1:IgG(免疫グロブリンG)
私たちの血液中に最も多く含まれる免疫グロブリンです。
さまざまな細菌、ウイルスなどの抗原に対する抗体を含んでいます。
・血中に最も多く含まれる。
・毒物、微生物に結合し無毒化することができる。

2:IgA(免疫グロブリンA)
私たちの腸管、気道などの粘膜や初乳に多くあって、局所で細菌やウイルス感染の予防に役立っています。
・ヒトの分泌液に多く含まれる。
・消化管、気道の局所免疫としての機能がある

3:IgM(免疫グロブリンM)
胎児期に作られ、私たちが細菌やウイルスに感染したとき、まず初めにに作られる抗体です。そしてIgMが作られた後に、本格的にIgGが作られるため、血中のIgMを調べる事で、どんな感染症にかかっているかがわかります。IgMは5つのY字構造が結合して出来ており、Y字構造一つのみで出来ているIgGより効果的に病原体に結合すると言われています。
・胎児期に作られる。
・細菌を結び付けて集めることができる。

4:IgE(免疫グロブリンE)
免疫グロブリンの中では最も量が少なく、喘息や花粉症などのアレルギーに対する抗体です。
・I型アレルギーに関係してくる。
・ヒスタミンを遊離する。

5:IgD(免疫グロブリンD)
IgEに次いで量的にも少なく、その役割はよくわかっていません。

■健康に関する文献報告:

エイジングケア特集乳酸菌ビフィズス菌臓器と健康より健康のために栄養素食べ物や食事

上へ